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毎日ぼくは
きづかずに

多くの幸せに
囲まれていた


幸せは
どこにでも
かくれている


君が淹れてくれた
コーヒーの香りのなかにある
幸せ


いつも横取りし ....
母なる暖気

父なる寒気


そのはざ間で生まれる


梅雨前線


まるで

僕のようだ



やさしくて

あたたかい母


厳しくて

つめたい父 ....
梅雨おちて  紫陽花飾り  電池切れ



咲きほこる  護摩堂山に  陽も覗く



梅雨時に   姿現わす   紫陽花図



朝おきて   めぐる紫陽花   夢にまで
 ....
きょうは

どうしても

モーツァルトのト短調が

聴きたい


ピアノカルテット にしようか

ストリング・クインテットにしようか

シンフォニーにしようか



 ....
きみの

夢のなかに

はいり込みたくて



すやすや眠る

きみの


あたたかい額に

くちづける



朝起きて


どんな夢をみたの?

と ....
少女が窓辺に腰かけて

静かに外をながめながら

じっと何かに聴き入っている



その目からこぼれ落ちる

涙のしずくは


キラリとひかる美しい

ダイヤモンドのよう ....
ぼくは

ななめに線をひかれて


150年くらい前に

消されてしまったんだ


最近になって

ようやく日の目をみて


みんながぼくのことを

知ったようだけど ....
ブラームスはお好き?

それなら 

ピアノコンチェルトがおすすめよ

それもNO.1のね


新しいステレオ録音なんて

ろくなものがないの


いくら音がよくても

 ....
春の神はいそがしい


あるときは冬の姿になり

次の日には

夏の暑さを装う


雪どけの水に

色あせた枯葉たちを

はこばせ


恋人たちに 別れた秋を思いださ ....
雪どけの 

きよらかな水のなかから

春がうまれる


山のふもとで ひっそりと

春の陽射しを糧として成長した

水芭蕉たちは


これからはじまる

花のリレーの ....
枯葉のように

舞い落ちた

夏の日の恋


白いボートで

あそびながら


エメラルドグリーンより

コバルトブルーのほうが好き


紅葉のころに

また来ま ....
なぜか聴きたくなるシューマン


よく聴くのは

バッハ モーツァルト  ベートーヴェン


次によく聴く作曲家の一人が

シューマンだ


若くして精神障害の症状に

 ....
まいにち逢える人なのに

きみの扉は

迷路のかなた


曲がり道は 行き止まり

回り道も  行き止まり


はじめて逢った時から


たどり着けない

迷路のかな ....
ささやくように

話しかけてくる

冬の足音


秋の終楽章の

フィナーレは

もう間近


木枯らしのような

冷たい風が

吹き抜け


舞い落ちた枯葉 ....
死神が

美しい乙女に恋をした


死が近づいている乙女を

冥府に導こうと来たのだが


そのあまりの美しさに

恋に落ちたのだ


ところが 乙女はまだ自分に

 ....
秋色に染まった街の

坂の上の教会へと

つづく道は


きみが教えてくれた

思い出の道



枯葉が舞い落ちて

石畳の道を飾り


きみは枯葉をひろって

 ....
年末が近ずき 第九のシーズンがくると

いつも 憤りを感じる話がある


それは

楽聖ベートーヴェンの第九に

呪いがあるという話だ


ベートーヴェン以後の

有名な作 ....
(時は1829年10月 ショパンは19歳 

恋心にときめいていた)



今はただ せつなくて

好きなのに  言葉がでない


きみの前では

なにもいえない


 ....
きのうまで

かれていた花が


今朝起きると

元気に咲いている


たしかに黒ずんで

かれていた


水がえなどはしていない


ただきのうの夜は


 ....
対位法で

計算され尽くした

バッハの


時をこえて

繰り広げられる

音楽の空間にいると


数学の方程式を

解く時のように

頭が回転する



 ....
ぼくが一番きれいにみえる

秋がきたよ

と月が夜に胸をはる


中秋の名月というけど

ぼくには迷惑だ
 

と夜が月に

言いがかりをつける


まあまあ
 
 ....
秋というだけで 物悲しい

青空というだけで 晴れ晴れとしてくる

恋人というだけで なつかしい

愛というだけで 燃えてくる


秋の夜長の 想いの庭に

いとしい言葉たちを
 ....
<枯葉はシャベルで集められる
   思い出も未練もおなじこと
   そして北風はそれらを運び去る
   忘却の冷たい夜のなかへと>

(「枯葉」 ジャック・プレヴェール 高畑勲訳 ....
巨峰よりも

マスカットが好きだ


好きで好きでたまらない

一年に一度だけの 

食べる恋人



なんといっても ぶどう狩りで

ぶどう園へ行き

熟したてのマ ....
春は花で彩られ

夏は太陽で焼けつき

秋が九月の雨ではじまる


酷暑で疲れた体に

適度な気温と湿り気が

気持ちよい


夏の暑さで狂った自律神経が

正常に戻っ ....
いつの世にも 
悪法に泣く庶民がいる

遠い昔の 生類憐れみの令

そのお犬様は
今はリサイクル

リサイクル リサイクル リサイクル


リサイクル様のお通りだ


税金 ....
石村さんのstさんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たくさんの幸せ- st自由詩819-7-5
反抗期- st自由詩319-7-2
紫陽花_五句- st俳句119-6-27
短調を聴きたい日- st自由詩3*19-6-24
夢のシンクロ・・・・きみの夢のなかに- st自由詩219-6-20
涙のカルテット- st自由詩519-6-12
消された楽譜- st自由詩119-6-7
ブラームスはお好き?- st自由詩3*19-6-2
春の神- st自由詩419-5-30
水芭蕉- st自由詩319-5-18
コバルトブルーの湖- st自由詩318-11-22
壮絶な恋の果てに---シューマンの精神分裂病的な美の世界- st自由詩318-11-1
迷路- st自由詩318-10-30
過去からの旅人- st自由詩518-10-23
死と乙女---シューベルトを追悼して- st自由詩118-10-19
石畳の道- st自由詩718-10-15
第九の呪い・ベートーヴェン- st自由詩218-10-10
初恋・幻影_---ショパンを追悼して- st自由詩418-10-8
モーツァルト- st自由詩218-10-7
異次元への方程式- st自由詩218-10-5
月と夜- st自由詩118-10-1
秋というだけで- st自由詩318-9-29
シャンソン三昧- st俳句218-9-26
マスカット- st自由詩318-9-25
これからの秋- st自由詩518-9-21
悪法に泣く庶民- st自由詩118-9-16

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