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『生きていてもいいですか?

だれも問いたい
その答えを
だれもが知ってるから
だれも問えない』

これ、
なんてったっけ?
国語の
古文かな
の授業でかつて ....
  

そこにある
あの砂浜で拾った貝
潮の匂いがちょっとしていた

手軽なゲームと云い放ち
強がってみたあの夏の恋


目が合った
数だけあなたを好きになる
隠し ....
夜よ、夜よ、夜よ、夜よ。

夜のとばりの中へとわたしを、
連れて行っては、くれやしないか?

夜、風切って、走った、むかし、

走りながら、どこまでゆけば
夜のとばりへ ....
犯して来た罪は積み重なるが、いつか崩れて


落っこちた三日月が恥ずかしそうに、俯いて


よみがえれない希、どれだけ生真面目に願っても


暮らしのなかで ....
考えても答えがでないので
なにも考えていない振りをして
やってきたのだけれど

それでも
腹が立ったり
涙を流しそうになったり
いろいろと
楽しいことも
たまにはあったり ....
ときの流れが
千代(ちよ)のおおぞらを
やさしく流れていっただろ?


お楽しみは
これからだ、と

やさしく髪を梳いてくれる
そのわけを聴かせてよ?

やわらかい印 ....
濡れた手で鏡に描いたグッドバイ



別れずに心を誤魔化し生きてきた



もうみることもない、あなたの涙の跡



《悲しみ》を無視する死ぬまで無視をする

 ....
自由律?
イエ〜スッ!
むろん山頭火さんの句に惹かれて。
ただの、マネ?
NOよ。
心からの、オマージュ!
その、第二弾ッ!



ウシガエルめの鳴き声やまない夜

 ....
小雨つづく六月、小さな
悲しみが路傍に立っている

嘘をつかれて、嘘を信じたのは
あなたの涙があまりに寂しげで

それが一番うそっぽいから
しずかに自死しようと歌った

私は私の ....
もう寒くないのに
この冬は寒くなかったのに、

雪を待ってるなんて、バカばかり
あの日は、待っていたけれど

ただの風邪のように鼻水を
すすりながら、心も

カビないのは寒い ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
みずうみに
おれんじの泡を沈めたら
柑橘しぶきのみずうみ夕闇


葉の落ちる
ソファーの上に西陽さし
どくどくどくと心が鳴ってる


一匹の
星座の名前を知ったあと
 ....
鷹女(たかおんな)、胸板を刺し冬を剪(き)り


ピーシーを終わらせ冬陽を昇らせる


春なのに月輪(がちりん)光り降るは銀。


桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし

 ....
君を追いかけて
追いついて振り返らせて
謝るからさ
明るい笑顔を見せてよ
騙そうとしたわけではないし
冷たくなったわけでもないんだ
動きはじめた運命の歯車が
ただただミシミシと音 ....
一人、枯野を駆ける
つまり、
蛇の心を、知るか?

おそらくその心に
なんの悪意もなく
あすに向かう希望の光が
灯っているにしても
一人っきりでは生きられない

愛すること ....
恋割れた 悲しい夜は
ひとふたり つみによごす
このむねの 黒さがいやで
牛乳を むねにこぼすの

牛乳を よるのむからさ
かまわずに 消えてほしいの
かいわない 冬の静か ....
目の前を
私の中の諦めが
口笛吹いて歩いているよ

どうとでも
なれとまごころ傷つけて
すれ違う恋、なんてバカなの


ドアを開け
そちらの夜を覗いたら
まるで十字に ....
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め 切り立った
山の岩場に転がった
死体の色した茜に空燃え

夢は夢、叶う月夜に散歩路
夢しぐれに泣く
瓦斯灯の街
御空につながる
血けぶる鷹の眼

霧けぶる
枯野に棄て去 ....
優しさが
流星のように降り注ぐ
あの《恋棄て》のあとの言の葉


清く堕ち
十字架が好きファッションで
汚れた愛がきらめく白銀


苦しみが
人の数だけある意味は
みん ....
イオンタウンはいつでも涼しい
冷えた野菜の匂い
乾いた人混みの匂い

駐車場には警備員さんが
汗流し車両整理に精を出している
まるで神さまみたい

むかし、ふたりで
買い物してた ....
街灯の下で
佇んで
気づけば乾いた眩しさ
スマホを
みても
ボンヤリと
息をしてる
あっちへ行けって
開放感
が髪の毛の頑なな過去を
ほどいている
髪、乱している修羅場 ....
まじょが
カレーの皿を割っている。

いつか出逢えるあなたを
この屋上で待ちながら
もう出ない声を絞り切り
歌う歌がある。

もし空を飛べたなら〜
あなたに会いに行きますよ〜
 ....
寂しいと
口に出すのがくやしくて
ぜんぜん寂しくないふりをする


吹かれ堕ち
桜の花の無残たる
汚れた悲しみなんかが好きだし


憎みたい
人ならいっぱいいる夜に
憎むきもち ....
 
変わらない
梅雨明け空と海の青
鳥類魚類は気ままに生きます

風の谷
潮の香りの風が吹く
死出の旅路のやきばの煙


海の旅
竹の筒には酒入れて
勘弁してよね、酔って、乱れ ....
あの時の理解は宇宙に染み渡ってゆくのだ。

ほかのまぜものを食べてみようか
黎明の貧困のうち商売が成り立たないから
廃墟に廃棄される、ロボットの哀しみの夜を知れば
凍てつく空気を ....
少女がいま黒い部屋でしずかに笑っているのは
そこに活けられた中原中也が枯れているからです

中原中也は季節に追われ
小さな窓から見える春の風に憧れたのですが

羨ましいとは言いませんでした ....
先生の一言にさめざめと泣き崩れ
大好きな先生を嫌いたい夜を走りますよ

愛情嫉妬の量を間違えてメラメラ音を立てて
燃える純情ごころも大嫌いっていいますよ

各個の自我が邪魔になるって心の壁 ....
海蛇は
叶わない愛なんて知らないって言ってた

幻の夜、
ボタンの落ちた砂浜に
砂の城がまだ崩れ切ってはいなかった

知ってる

紫の夜空に浮かぶ
白い雲が
地上に降り立 ....
神さまは
叶わない愛なんて知らないって言ってた

幻の夜、
カフスボタンの別れて落ちた砂浜に
砂の城がまだ崩れ切ってはいなかった

知ってる

紫の夜空に浮かぶ
白い雲が
地上に ....
空丸さんの秋葉竹さんおすすめリスト(153)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
知らなかった答え- 秋葉竹自由詩223-2-26
雲と月- 秋葉竹自由詩423-2-20
夜よ- 秋葉竹自由詩222-10-27
いつか、涙ぽろぽろ- 秋葉竹自由詩122-8-27
いろいろあるよね- 秋葉竹自由詩222-5-10
愛の歌- 秋葉竹自由詩222-1-18
濡れた手で、サヨナラ- 秋葉竹自由詩222-1-2
お酒に溺れても、山頭火になれないのか?- 秋葉竹俳句320-8-10
そんなことより大切な人生を- 秋葉竹自由詩920-6-9
雪を、待つ- 秋葉竹自由詩4+19-12-31
『幾百億、幾千億のうた』のうた- 秋葉竹自由詩519-11-19
鳴る心- 秋葉竹短歌8+19-11-4
桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし- 秋葉竹俳句819-10-26
9月の純心、10月の青空- 秋葉竹自由詩919-10-19
真夜中、出て行くなよな、バカ- 秋葉竹自由詩1019-10-12
牛乳を__むねにこぼすの- 秋葉竹自由詩1119-10-9
恋の真理の扉- 秋葉竹短歌619-10-8
落花春恋- 秋葉竹短歌519-9-26
霧の葬送- 秋葉竹自由詩819-9-18
東の朝- 秋葉竹短歌519-9-13
静かな世界- 秋葉竹自由詩1319-8-31
神さまの背中- 秋葉竹自由詩1119-8-9
カレーの皿を割るおんな- 秋葉竹自由詩1119-7-14
「寂しい」は、無視するに限るね- 秋葉竹短歌519-7-10
あいたい、海に- 秋葉竹短歌719-6-8
ただ世界はひまわりでできているべきである- 秋葉竹自由詩819-5-28
らぶ- 秋葉竹自由詩719-5-25
ペイン・イン・マイハート- 秋葉竹自由詩719-5-21
新しい明日(蛇女の影)- 秋葉竹自由詩619-5-11
叶わない愛なんて知らない(カフスボタンが落ちた砂浜で)- 秋葉竹自由詩919-4-25

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