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あの日僕らは
夏をいっぱいに浴びながら歩いていた
中空を惑星のようにめぐる虹色の夏の果実を
気ままにもぎとっては
かじりながら歩いていた
ふと蝉の声が途絶えたとき
目の前に幕があらわれた
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F.philogistさんの塔野夏子さんおすすめリスト
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夏の至聖所
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塔野夏子
自由詩
11*
17-7-31
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