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響きの粒子揺れている
暗がりから明るみへ
ゆらゆら粒子の揺れに揺れ

生きる糧としての音楽は
わたしの孤立を心の穴を
響く旋律振動で充たし
新たな力を注ぎ込む
そうしてわたしは立ち上が ....
脳は使い方しだい
人のせいにしたとたんに
脳は
人のせいにすることだけを探し出す
白い蝶 光の眩暈
追って追われて
追われて逃げて
見えない糸が絡んだように
もつれてはなれ
はなれてもつれ
火照った空気に乗っかって
この夏の向こうへ


恋と憎しみは良く似ている ....
あの日僕らは
夏をいっぱいに浴びながら歩いていた
中空を惑星のようにめぐる虹色の夏の果実を
気ままにもぎとっては
かじりながら歩いていた
ふと蝉の声が途絶えたとき
目の前に幕があらわれた
 ....
患者が
生きる意欲まで
失ったら
アウトだ!
なのに
家族は再発を心配するあまり
あれは
してはいけない
これは
してはいけない
と言って
生きる意欲まで
取り上げようとする
みんなイイネなんか押してないで

詩でも書けばいいのに

似てるなにかに頷かないで

ちょっと違う!って叫べばいいのに

秒速5センチメートルみたいに

青春に恋はしたけど

 ....
季節を知らせる鳥が
また私たちの目に触れる
空がうんだ鳥だ

私たちの目が
自然に上を向いて
目の端にいつも空が
あるようになる
それが空の意思だ

少しだけ優しさがうまれる
私 ....
社会の歯車になりたい
そんなことを言う人がいる
私は歯車そのものよりも
滑車を回すモルモットになりたい

自分のペースで歯車を回し
前に進まず一定の速度を保ち
エネルギーを連結させて
 ....
空高く ふわふわと
君が舞う

泣いているのか
笑っているのか

教えておくれ

いつか私の手の中に

ふわりとやってきておくれ

そしたら今度こそ守り抜く

大切な羽 ....
君のこころに届く かも知れない雲は

今日も青空を泳いでいます



どれを基準にしても 小さく見える僕だけど

はかりきれないこころと共に



昨日までのことを繰り ....
くやしいとき
空の色も憎くなる
雲が遠いのもうらめしい

足にはいた靴の
なかの指に力を入れる

地球に踏んばる
のしのし歩く

くやしい心に
桜いろの風がふいた
心配するな
あなたは何もわかっていないと言う人は
あなたに知らせていないだけだ

心配するな
みんな何もわかっていないと言う人は
みんなに説明できないだけだ

心配するな
自分は何も ....
桜は
八割咲けば
満開という
僕たちも
八割出せば
全力投球といおう
一週間前から
心臓が
一分間に140回も脈を打つようになった
ずっとマラソンしている感じだ
心臓は
自律神経で動いているから
僕の意志どおりにはならない
僕の体の中に
僕の意志どおりに ....
だめだ
もうだめだと思いながら
それでもまだ生きながらえている

この鼓動は止まることがなく
呼吸が止むことなく
陽の光を浴びて幸せを噛みしめる

気を失ってしまいたいと切望し
なに ....
今朝から重く
かたむけたあたまは
いつのまにか耳から後ろが
スズメバチの巣になっていました

どうりで
何をするにも
こめかみの奥で聴こえる
羽音が止まなかったはずです
視界 ....
○入院したらよくわかる
生死は
本来表裏一体なりと
1日1日が
貴重な1日であったと
よくわかる

○初入院生活
もっといい詩が書けるよ
と友に励まされる

○入院すると
重い ....
年を重ねていくと
興味が出るような言葉に滅多に出会わなくなる
そして言葉のないダンスの動きに惹かれていく
分からない方が良いことは分からないままが良い
体で感じることを忘れてはならない
ただ ....
桜前線が通り過ぎた
老木の桜並木は
今年まだうまく咲けない
どうしても桜が見たいと
君は優しいから言わない
僕らが遠出をするには
ガソリンが少し足りない

うまく咲けない老木の下で
 ....
過ぎゆく日々に花を添えるので
摘みに行こう
初々しい花を摘んだらそれは
罪になるのかな
白いやわらかい花びらと
薄緑の葉っぱがはらりはらり
散らばり散らばる

             ....
雪の冷たさの青の空
桜のつぼみに咲くなとわめいてる
私を殺していたあのころ

なんで

好きな人は働かなかった 家事もしなかった 絵だけ描いてた
絵は息をのむようなやさしさだったのに
 ....
針穴に糸が通った遠い日から
ずいぶんいろんなものを縫ってきた
時には
縫われることを嫌って
ぴちぴち跳ねて
てんでに海へかえってしまう布もいたけれど

人の営みのかたわらに
一枚のぞう ....
冷たい空に似合う、寒い雨が降っていた

暗いインクの道に街灯が流す 光の滝
その中で これまた同化しそうな程の黒い傘をさしていた

「こんな景色では 僕は帰れないね」

喜びの滲んだ ....
「ヒロシ暖かい」
「あぁ、バスが来るまで、こうしていようか」
「湯たんぽみたいって
 湯たんぽをよく知らないから
 電気ストーブみたい」
「あぁ、人間は生きているだけで
 物理的には100 ....
夜のとばりが降りる頃
君の少し汗ばんだうなじに
おそるおそるてを伸ばす
これは夢だ

君のぬくもりに胸は震え
唇のやわらかな感触を感じながら
君の黒髪をゆっくりと撫でる
これは夢だ
 ....
ひとりの人を助けたら
百人の人が助かるって
ほんとかな

人が人を助けていって
めぐりめぐって百人になって
それぞれ人を助けていけば

どんだけ救いになるだろう

たんぽぽの綿 ....
よるになると
ぴい、と音が鳴る
この部屋のどこからか
耳を澄ませる
出どころを
さがしあてようと
眼をつむり
耳だけになってみる
飼ったはずはない
けれどそれは
とりのこえに似てい ....
殺されるかもしれない
死にたくはない
じいちゃんにもそう言ったばかり
自殺と見せかけて

殺されるかもしれない
死にたくはない
いま神さまにもお祈りします
わたしだけの神さまにも

 ....
開店

シノニム

今日という日が
毎日
滝壺に落ちる水のように
過去へと吸い込まれていく
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