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口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
どこまでも続くこの空は 徒然

それぞれの 秋 思いを乗せた 雲は 流れて行くそうな

明日といふ日を追いかけもして

夕暮れに 辿り着く あかね色に染まりながら

伝えて

 ....
あまりもの惨劇に助けを求める声も

痛みに耐えかねて叫ぶ声も

この電話線一つで貴方まで届く。

それを聞いたなら

貴方は一体何をしてくれるの?
触れ合うこころが欲しかっただけ

伸ばした手を引いてくれたのは

あなた

届かぬ想いを拾い集めてくれたのは

あなた



何がいけなかったというの

そっと寄り添いた ....
みなとみらいの街のガラガラにひび割れた道路を
 ズタ袋を背負って歩く君の姿が
俺には想像できる

深い霧の立ち込めた街には
 まだ日が昇らない
薄もやの中で君は腰を下ろし
 ズタ袋からペ ....
今、
僕の横で泣く君は誰を思っているのだろう?

別れたあの人のことだろうか?
それとも僕のことだろうか?

おそらく
君の悲しみは僕にはわからないだろう。

僕の腕の中で泣く君よ、 ....
求めるものがあり それを手に入れたいのなら 努力しろ
求めるものもなく 手に入れる術も知らないのなら 死んでしまえ
ちょうどいい
ぐらいの悲しみをちょうだい
とんがりすぎてない
痛みをちょうだい

そしたら
きっと 幸せだから

笑ってばかりは 哀しいし
泣いてばかりも 可笑しいでしょう?

 ....
  

  恋を失って12年
  それでもだれか
  こころのなかで
  慕っているものがいたか
  どうだかわすれてしまった
  『わがノルマンデイ』* もない
  それでも人は生き ....
わたしは誰でもなく
なんとでも呼ばれる
身近な人には
名前で呼ばれ
子供には
ママと呼ばれ
昔の知り合いには
旧姓で呼ばれ
離婚したことがあるので
そっちの名前で呼ばれ
再婚したの ....
雨音で目をさますと
玄関のドアを網戸にして
ベランダも網戸にして
家中開け放す
雨の空気を
家中に蔓延させる


   雨日儀式


内外の境界を曖昧にする
こうす ....
ひめや こはく
ゆう まつ ひ

あらがう ねね
つらつつ おく

とかそ やえせ
ちさら まろの
  
 
  カマキリが地球に足をかけている
  130億年の宇宙のいのち
  そんなにもわずかなのか
  カマキリの雄は交尾のあと
  産卵のため
  雌に食われるという
  ちいさ ....
まわる杖のなぞる
たりない 言葉

目には まだ
うつらない 

誰に 誰を重ねる

どこにも いない
今は まだ
むかし そんな日があったのは 
かすかに覚えてはいる
僕が はたちだった とき 
脆くて 儚くて でも 強がっていた 
そんな とき

大人に歯向かうこと
大人に楯突くこと
大人にい ....
パソコンの電源を消してください 名前も顔もわからない

モニター上の文字だけが

あなたを語る

嘘か真実か

確かめる術もないけど



語りかけてくれた言葉は

まちがいなく

こころの隙間に入 ....
くそ じじい と

おまえは また そのすこし 

ぽってりとした くちびるを ゆがめて

はきすてるように いうのだろう


なんだよ と


ふたりのあいだにある へだたり ....
ある日
寝返りをうったぼくの頭は不自然に沈んだ
ベッドに現れたのは
突然できた頭ぐらいの大きさの穴
光や他人の存在に敏感で
消える穴

使い道は分からない

ある日
仕事で大失敗
 ....
子供らがそらを指さして騒いでる
何事かと思いぼくもそらを見る
この角度でそらを眺めるのは
ずいぶんと久しぶりだ
見慣れたビルの屋上付近は
見慣れない広告でひしめいている
そのすき間ほどのま ....
ザーザー振りの雨の中
あたしあなたの事を待ち続けた
2度と来ないあなたを

あれは1年前の梅雨の時期
あたしが電話で怒っちゃって
あなたはあたしのご機嫌直すために
雨が降る駅前で待ち合わ ....
遠いかなたに
かすかに見える光
暗闇のなかを
光源をめざして歩きつづける
つぎの一歩を踏み出したとたん
大きな穴にはまってそれきりかもしれない
とつぜんぷっつりと
光が途絶えてしまう ....
飲みかけのコーヒーに予感めいたものを感じる
つまりブラックは黒なんだという説明に
納得が行くはずも無い
保管されたグラニュー糖なら 一寸の躊躇もせずに
溶けていく事で一体になれると
喜んでい ....
あたしはね。
あたしは、本当は、こんなコト言いたくないんだよ。
本当は、もっと、綺麗なものを、綺麗な言葉を、言いたい。
だけど、綺麗なものが逃げていくんだろうか、
綺麗なものな ....
ふじわらさんの自由詩おすすめリスト(114)
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