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薄紅に染められた唇で
君の白さは穢されている
それを嬉しがる君がいて
散る散る花びらの多さに
紛れた君の横顔を
探したけれども見つからない
はかなくて白くてそれでいて
美しかった ....
泣いている猫に
どうして泣いているのと
問いかけても
それの応えはなく
泣いている鳥に
どうしてなの、と聞いても同じで
君に尋ねても同じで
わからなくて
空を見上げて
君だけのこ ....
一等好きで
嫌いなあなたを信じていた
からからと振り回されるかざぐるまの
無邪気さに心痛めて
傷んだことに驚いているあなたは
思いもよらなかったのだろう
意味のないボタンを押すように
....
口約束で
作り上げられた 甘さは
おたがいに溺れるような
沈んでいくような
そんなすばらしい沼
底なしの許容だけがあり
腐り落ちた水菓子は叱られることもなく
じわり果汁を滴らせている ....
晴れない思考
陽射しの強いあちら側
古新聞を朝あさり
塀をよじ登る
他の景色を見ようとして
#あいうえお作文詩
不思議な色の妖精さんの這 いずるさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
裏路地の桜
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這 いず ...
自由詩
4
15-11-18
悲しい君に
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這 いず ...
自由詩
2*
15-11-18
一等のかざぐるま
-
這 いず ...
自由詩
4
15-11-5
腐った林檎は誰も拾わない
-
這 いず ...
自由詩
8
15-9-5
ゲットー
-
這 いず ...
自由詩
1
14-12-16
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