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言葉を置いて重さをはかる
音なき音をあつめて
一筋の光がさしこむ
考えるのではなく感じること
即興プレイ
沈黙と言う存在理由
かき鳴らすピアノ
ふるえるピアノ線と空気
重いテーマに身を ....
宙に 浮かんだまま 漂っている
意識

ふらふら
 ふわふわ
  流れ続ける時のなか
   痛みながら呻きながら
   肉と繋がり
  引き留められ
 わたしの在り処を
探してい ....
サイダーのボトルを開けて
気泡の弾ける音に耳を傾ける

真夏の太陽が気泡に反射して
まるで宝石を散りばめているようなサイダーのボトル

涼しげな音の宝石たち

見入っていたらトンビ ....
夏が始まるからあなたを思い出す
二度と交差することのない蛇行した2つの個は
夏空の中に無数に拡散した思いを秘めて
上空を流れる飛行機雲となり同化する
夏が始まるから君を、あなたを思い出す
この都会に蔓延する自意識と価値観の虚無が
渋谷の交差点で交わって早すぎる冬の夕景に照らされた
薄明るい信号が点滅して時が動いているのを告げている
大きな街頭モニターには空虚なニュースが流れて
 ....
なんで
こんなに
嫌われるのか
理由がなかなかわからなかった

それは
妬みだった

妬みは
知らない間に買っているから
怖い

妬みを
甘く見てはいけない
好きなものとは、多少の無理も可能にするものである
たとえば、言の葉を抉り出すことだって、好きでやっているのだ
それは、喩えるなら、広大な菜の花畑で、幼い頃に心を通わせた特別なあの小さなあぶら虫を捜 ....
メモ帳に書いた空は真っ黒に塗りつぶされ星々の輝きも見当たらず
まるで僕の心の内を書いてしまったようで
今日も中央線が止まったが人身事故ではなかったようだ
ほっとなでおろしたその胸中は誰のためのも ....
美しいピアノの調べとともに緩慢にほどけてゆく意識の底で
遠く離れた友の声を聞いた気がした
ここが終着点ではないと路線に踏み出せなかった一歩は勇気だと
どうか笑って
どうか笑って
つま先から意 ....
待つことが怖い
そっと そおぉと

花びらが舞う季節まで

ひらひら舞い散る春の日を
ぼくは待ち続ける

この日を

この日を

待ち続けて

何度も

何度も

 ....
夜11時中央線の窓から見える無数の輝き
あの中に何人の人間が箱詰めになっているのか
金のためか家族のためか社会のボルトか
自室に帰っても虚しいだけの私はそんなことを思う
夜景にごまかされた汚染 ....
忘れかけた哀しみに
砂をかけて消そうにも
涙がこんこん湧いてくる

忘れかけた怒りにも
水をかけて消そうにも
炎がぼうぼう燃え上がる

忘れかけた喜びを
思い出そうと想っても
霞が ....
男の骨は逞しく
女の血は真紅だった

どんなに抱きしめても
どんなにエクスタシーを感じても

そこには深い河が
二人の間に流れている

紅葉の季節に出逢い
花火のあがる夕べに別 ....
嫌な夢を見て、気分悪くても今日をやらなきゃ行けない。寒いけど
パソコンの使い方、よく分からない。結局windows7とwindows10どっちがいいんだ
浴槽に数がこびりついていて、スポンジと ....
あなたの一秒をわたしにください

一生大切にしますから



あなたの一分をわたしにください

わたしはその幸せの輪郭を焼き付けましょう



あなたの一時間をわたしに ....
風切り鳥の巣は、美しものの世の通り門なんです。
風切り鳥が鳴くとき、誰かは何かを思って
守られて、衣帰りをします。
選ぶことで誰かを守ることがあるってことです。
ラベンダー畑でふっと空を見上げ ....
お前さんは膝の上で手を重ねてはいけません
しゃがんだ時の膝がひっかけに
顎の力が強いワニから反らせるようにです
コンビニ前であいつの訃報を聞くことになって
来世で約束通りメビウスにのまれてくな ....
目をそっと閉じてみる
そこは青い風の吹く深海でありあなただけの精神世界だ
あなたは喧騒雑多な街から離れ独りそこにうずくまる
自嘲することもなく非難されることもないのだ
ましてや移ろいで行く時代 ....
眠りにつく一瞬で
大粒の雨が降る
それは幕の下りる拍手カーテンコール
スタンディング、、

電波送ル勇気
・・・伝播ローディング
十字架をこっそり胸に守りながら
ここにきて ....
哀しみ降って来る
一斉に響きとなり
冷え震え降って来る
どうしようもないね、
この欠損だけはもう

ひたすら雨の降り続く
ひたすら鈍色の大海に
しとしとしとしと静か
大海に雨の降り続 ....
薄紅に染められた唇で
君の白さは穢されている
それを嬉しがる君がいて

散る散る花びらの多さに
紛れた君の横顔を
探したけれども見つからない

はかなくて白くてそれでいて
美しかった ....
泣いている猫に
どうして泣いているのと
問いかけても
それの応えはなく
泣いている鳥に
どうしてなの、と聞いても同じで
君に尋ねても同じで

わからなくて
空を見上げて
君だけのこ ....
一等好きで
嫌いなあなたを信じていた
からからと振り回されるかざぐるまの
無邪気さに心痛めて

傷んだことに驚いているあなたは
思いもよらなかったのだろう
意味のないボタンを押すように
 ....
口約束で
作り上げられた 甘さは
おたがいに溺れるような
沈んでいくような
そんなすばらしい沼

底なしの許容だけがあり
腐り落ちた水菓子は叱られることもなく
じわり果汁を滴らせている ....
晴れない思考
陽射しの強いあちら側
古新聞を朝あさり
塀をよじ登る
他の景色を見ようとして

#あいうえお作文詩
不思議な色の妖精さんの自由詩おすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音と音のあいだ- みっちー自由詩217-8-24
わたし_の- ひだかた ...自由詩10*17-7-21
海辺と- 倉科 然自由詩717-7-11
夏、私を連れて- 倉科 然自由詩317-7-1
喧騒の渦の中、沈黙の夕景にて- 倉科 然自由詩116-11-29
嫌われる理由- ホカチャ ...自由詩2*16-11-29
好きなものとは- 水菜自由詩4*16-11-29
深く高く- 倉科 然自由詩216-11-29
幻聴か記憶か- 倉科 然自由詩316-11-2
明日- レタス自由詩116-11-1
エンプティー- 倉科 然自由詩216-11-1
記憶の底に- レタス自由詩116-11-1
秋の日に- レタス自由詩2+16-10-31
ゆっくり行こう- 水宮うみ自由詩5*16-10-31
もしも叶うなら- 葉月 祐自由詩4*16-10-30
美しものの- 水菜自由詩6*16-10-30
何かしようと思って一日が終わった- 黙考する ...自由詩116-10-29
イノセント- 倉科 然自由詩316-10-27
ふっと- 唐草フウ自由詩1*16-10-16
夜になると- ひだかた ...自由詩616-9-9
裏路地の桜- 這 いず ...自由詩415-11-18
悲しい君に- 這 いず ...自由詩2*15-11-18
一等のかざぐるま- 這 いず ...自由詩415-11-5
腐った林檎は誰も拾わない- 這 いず ...自由詩815-9-5
ゲットー- 這 いず ...自由詩114-12-16

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