すべてのおすすめ
穴に堕ちて
もう二度と
上がって来れなくていい
今回の自己嫌悪は
それくらい深い
私が抉った傷は
もっと深い
拭うことのできない悲しみは
自らの罪
恥を上塗って
怒りを伴って
悔 ....
半音低い気がする

もう少しすっきりさせたい
否これでいいのか

くぐもった音が響く
不協和音の心地良さを
もう少し
間に間に
そのままにしておこうか

大団円を迎える前に
紅の夢が輝く
こんな夜は
鮮やかな黄色のワンピースを
翻して淑女が踊る
蒼い月の冷たい闇が広がるけれど
緑萌ゆる朝は遠くない
だからさあ出かけよう
爪の先に光の雫を忍ばせて
ごごお ごごおうと
轟く風の音が
窓の向こうで響く

ごごお ごごおうと
寒さを連れてくる
世界を揺らして

ごごお ごごおうと
草木を散らし
猛々しいほどに荒れ狂う
眠り方をまた忘れたみたいだ

夜は早く過ぎる
向こう側の空が白んでくると胸騒ぎがする

単純に不安なだけだ

一睡もせずに過ごす夜に
どれだけ耐えられるというのか

いっそ
耐 ....
華やかな空気に包まれて
鮮やかな彩りのドレスを纏って
豪奢な舞踏室の中央で
羨望の眼差しを浴びる
自信に満ち溢れたあなたの笑顔を
一瞬にして消去しよう
私にはその術がある
繊細な指は
大きな手の平に不釣り合いなほど
細くて
長くて
雁字搦めにして欲しくなる

奏でるように
打ち付けるように
愛でて欲しい

温めて
繋いで
決して放さないで

 ....
満たされた気持ちが
嘘のように流れて行く

真実など欲したことはないくせに

今日は今日
それでいい

どうせ
すべてが思うままにはならない


思いのままになることなど一つ ....
涙が流れない

枯れてしまったのか
風が吹いても
零れ落ちない
滴ることのない雫

渇いた気持ち
渇いた心
色を付けたいほどの焦り

焦ってなどいない振りをする
そんな悦び
 ....
掻き毟りたい
この想いを
噛み締めて
抱いたまま
闇の中を
彷徨い続け
涙を流し
生き血に塗れ
嗚咽を垂れ流し
それでもなお
未だ夢の途中
求めるのは
優しい心
甘い笑顔
 ....
多分十七歳
イマノキモチ

弾けちゃって
初心者気分で
恐いものなくて
やりたいことやって
言いたいこと言って

晩御飯食べれなくなるくらい買い食いしてみる
明日歩けなくなるくらい ....
鼻歌なんか唄ってる
気分が良いわけでもないくせに
むしろ強がってるのか
ストレスに苛まれてるのか
理由もなく歌なんて唄っちゃって
てきとうに鼻歌なんか
ろくでもないツマラナイ日常だ
そし ....
息を止めて
走ってみる
あらん限りの力を込めて
肩を大きく揺らして
歩幅を大きく広げて
これ以上は出せないほどのスピードを出してみる
スローモーションにして見て欲しい
この努力の体現化を ....
水菜さんの坂本瞳子さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみのどん底- 坂本瞳子自由詩3*18-3-27
グランドフィナーレ- 坂本瞳子自由詩1*17-1-18
出で立つ- 坂本瞳子自由詩2*17-1-7
今宵の風は- 坂本瞳子自由詩1*17-1-4
夜更けに思う- 坂本瞳子自由詩2*16-12-25
企み- 坂本瞳子自由詩1*16-12-25
- 坂本瞳子自由詩1*16-12-24
ヨマイゴト- 坂本瞳子自由詩4*16-12-20
ナミダノイロ- 坂本瞳子自由詩4*16-11-25
アンバランス- 坂本瞳子自由詩1*16-11-12
十七歳- 坂本瞳子自由詩2*16-11-10
鼻歌- 坂本瞳子自由詩1*16-10-30
堕ちて行く- 坂本瞳子自由詩2*16-10-29

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する