すべてのおすすめ
海はまたおほきな墓地であるだろう魚たちみな水葬されて
昔、龍がいたのと妻が子に語るうろこ散らばる魚屋の庭
会ふべきか会はざるべきか点滅す横断歩道の信号の青
水性じゃなくて ....
ブランコに51kgぶらさげて光らすための助走をつける
20歳になったら生きる意味がない崩れるための両足で立つ
空っぽになるのに伴う痛みならどこでなおしてもらうんだろう
....
青は赤緑は黄色とおんなじでこの世に生きている事の不思議
寝室に肉食獣が眠るから君は入って来てはいけない
ワイパアに折り畳まれてゆく雨の先を伝って悲しみが満ち
学生もサラリーマン ....
妖精を やぶ蚊と思って 退治する あなたの手には 何が見えるの あっちょんぶりけ
ハムサンドだと思ったらハムちゃんズかじってごめんいたかったでしょ(と思って) 最果タヒ
ファイルする ....
今赤き風船ひとつきみの手をはなれ空へと浮気なぼくら
胎動を促すごとく数々の伏線蜘蛛の巣顔にかぶれば
ソヴィエトで焚き火にあたっている少女大陸横断鉄道の窓
金魚鉢のふちで指 ....
一つだけ失くすことより得るものの少なさならばもっと失え
きつねいろチーズケーキにのせすぎたペパーミントのばかあほまぬけ
宇宙から何も来ないと信じながらレモンジュースを挽いて ....
半起ちの牛若丸が駅前にすべり込むのさ黒塗りのクラウン
バロックと不感症との相関をチャイナドレスで教授されたし
祈っても駄目ならでっちあげるのよ神様からの着信履歴
何度でも生まれ変 ....
色褪せしカエルの背をなでやりつ人差し指はものひきつらす
日暮れれば花弁を閉ぢる花と知らず植ゑてよりわが昼は呪はれ
土くさき夜気につつまれ甦る記憶くるしくのびる根のごと
街路樹の根の垂 ....
サカナさんの短歌おすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青のエチュード
-
本木はじ ...
短歌
9
05-9-23
K
-
ピッピ
短歌
21*
05-5-30
君を迎えに
-
シアン
短歌
5
05-5-25
現代詩フォーラム短歌部創部記念第一回いちごつみ歌会
-
山田せば ...
短歌
9*
05-2-10
帯色未遂
-
本木はじ ...
短歌
13
04-11-3
さよなら僕を
-
ピッピ
短歌
9
04-9-7
病にロック
-
石原大介
短歌
23*
04-5-8
人差し指
-
渦巻二三 ...
短歌
9
03-7-14