すべてのおすすめ
ユトリロの白の時代の終焉は
小さな教会を過ぎ
角を曲がれば
景色が変わり
曇りかけた空 薄暗い白壁が
もう見えなくなっただけのこと
かもしれない
道を挟んできょうかいと向き合い
キャン ....
彼の視線には光が細かく見えていた 夜が黒
く開いている時に青白い外光に筋を描く 森
の奥に連なる木々は幹だけを残し枝葉は夜に
溶けていて重ねて細かい葉を描く くっきり
と影を描く 迷い込んでい ....
指に指先を這わせて
忘れたい背中を撫でて
水を飲む
触れれば触れるほど青く染まっていく
フルートの音が響くように
海の色に浮かぶ
背中は遠くなって
見知らぬ街の中でやっと
消える波際
 ....
白島真さんのはてさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春は皮下に萌す- はて自由詩5*16-11-5
白い夜または群青の山の- はて自由詩3*16-11-3
まぎわの波際- はて自由詩2*16-11-3

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する