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真夜中にそれは月だよ。グラビアの雑誌から顔あげわたしに気づく
なんもない。なんもないからコンビ二の袋を捨てずに守ってしまう
わたしだけ日焼けをしないこの夏だ twitterで ....
セロファンを越して会いたい真実も嘘もおまえの言葉なら良い
存在が薄まるきみが遠くなるパーカーの(柄)(色)(かたち)さよなら
先生は、いヽえなんでもありません
くっき ....
誤作動で落ちてくる雨。質量のない感傷でゆれている喉
痛みって色も形も無いだろう。きみに触って少し傷つく
劣情がわたしのうでを引いている。平たい瞼。熱い瞼だ。
かなしんだことがいち ....
絵みたいな笑顔だったよ午後四時に染まったぼくらの玩具の手錠
騙されるのもいいねってきみが言う 野球部とすれ違う うそつき
最後かもしれない名前を連呼する北18条 ....
ゆれている頭をとおくに見ていたさ春風みたいな声で笑うな
そのひとの爪のまるさが正しくてくやしい。完成されてるんだね
肯定をする気もないのに目と口がやさしくてしね、死 ....
ほんとうは、虹は七色なんかでは無く、もっともっと、
ぼくたちにわからない色をふくめているらしい。
その原理に基づくと、ぼくたちがきれいだきれいだと
ほめちぎる石鹸水も、計算された形の高いほうせき ....