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 小伝馬町の地下鉄を出て通り沿いに北に向かう。5分程行った所
に行きつけの喫茶店があった。広い客席が地下1階にあって、カッ
プを片手に階段を降りて行くと珈琲の香りと焼菓子の甘い香りがし
た。なに ....
 ぼくが居間のコタツで遊んでいると、ママが台所からやって来て
言いました。
「お外で遊んでらっしゃいな、寝てしまうわうよ。」
「嫌だよ、外は寒いから。」とぼくが答えました。
「レゴで探検隊ごっ ....
 43年ぶりに高校の同窓会に出ることになって、卒業写真を探していると、古い写真入れの中から一枚の写真が出て来た。それは母の遺品の形見分けの際に兄から渡されたものだった。古い毛ばだった厚手のコートを着て .... わたしの 中の 美しい言葉よ
わたしの 中の 憎しみの言葉よ
わたしの 中の 哀切の言葉よ
わたしの 中の 怒りの言葉よ
わたしの 中心 全ての想いを
燦き 輝き 憤って 震えよ
燃え上が ....
先月末に、大学を卒業してから勤務してきた会社を退職しました。最後はグループ会社の経理をしていたのですが、丁度グループ子会社の再編が始まりバタバタしました。やっと落ち着いたところで退職できました。
 ....
心を研ぎ澄まし
硬く
固く
堅い
爆弾のような石 / 意思 を
ここに置いてみよう
少し離れて見ていると
バンッと
爆発しないかな

丸い石
角張った石
欠けた石
 ....
いつの間にか落ち込んで、本棚の隅に引っかかっていた文庫本を見
つけた。手に取って頁の目地に溜まった埃を払う。

金沢市片町1-1-23 07**−61−7950

古い住所のその ....
それは夏の嵐の夜であったが
積乱雲の割れ目から
夜目にも鮮やかな新星が見えた / 見えた気がした


暗い湿気た空気の中を
零れ落ちて 光の粒よ


光の粒には質量があって
重さが ....
転がり落ちる球を見ていると
途中で坂を下っているのか
坂を登っているのか
見ていて分からなくなった


見上げると
秋の光があって
黄色い光が踊っていた
自分の人生を想う


 ....
ナンモナイデスさんのbeebeeさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
珈琲の香り_/_喫茶店の地下1Fは不思議な洞窟のようで- beebee散文(批評 ...319-6-3
『ぼくと猫のフーの冒険』- beebee散文(批評 ...219-5-5
_モギリ_/_冷たい大理石の記憶__- beebee散文(批評 ...5*19-3-10
コトバ__/__言霊- beebee自由詩15*18-10-8
退職の日に_/_旅立ちの日に(最終版再投稿済)- beebee散文(批評 ...9*18-9-22
爆弾を置く__/__きっと爆発する- beebee自由詩10*18-9-21
片町書店へ__/__悪戯電話をして- beebee自由詩11*18-9-16
強く放たれて来た光の粒よ_/_放たれていること- beebee自由詩11*18-9-9
転がり落ちる球を見ていた__/___立ち止まっていました- beebee自由詩13*18-9-3

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