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声という声を泳ぎ切った星は
「優」という島に行きついて
そこからも笑いながら
切りすて別れあう
どっちつかずなため息は
底のない海に
小さい赤いシールになって貼られた
そこに何も ....
晴れた日に雨靴を
履きたい気持ちを
雨の日に思いきり
傘ささずぬれたり
開いてしまったら
また閉めればいいじゃない
ひとつしかないのファスナー
そう思い込む
のだった
....
こん夜
つけて寝るためのピンクのマスクがある
かの女はいま
どんな心の中の秒針を回して
何を燃焼し拍動し続けているのか
考えたりする
答えはどこにもない
海にも空にも星にも
そしてここ ....