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雨のあいまに
雪は三度、降る

微熱をはらむ毛布を払い
寝巻きのまま
もう一度目覚めたら
絶望に一歩近づくということ。

(雨にうたれる準備ならできている)

魚の欠片を口に運ぶ
 ....
雨によって遠ざかる季節を
窓から見やりながら
沈黙の岸辺に
漁火が
祈りのように あかあかと
あかあかと燃える

わたしの骨の一つ一つが
谺して
幸運なわたしたちのために
浸された ....
青の群れさんの伊藤 大樹さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雪景色- 伊藤 大 ...自由詩8+*18-4-7
浸されたピアノ- 伊藤 大 ...自由詩416-12-27

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