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ぬかるんだ草むらに
芋が一つ転がって
そこに獣が蹄をたてる
水を張った水田に
金色の稲穂
そこに人々は鎌を入れる
気付けばいつも
あぜ道を歩いている
今日もあぜ道を歩いて
あ ....
私たちはいつも窒息しそうになってる
水の中にいるわけでもないのに
息ができなくなるような気がしている
口をパクパクさせて吸い込もうとする
手をブンブン振り回す
私たちは確かに
いき ....
誰かは詩を書くだろう
詩を読んで感想を言ったりするだろう
誰かの詩を褒める事もあるだろう
逆に貶す事もあるだろう
誰かはくだらないと思われるものを書くだろう
素晴らしい作品を残す事だって ....
ざわざわとささくれだった霜は
冷たい空気に張り付いて浮いている
朝の街から聞こえてくるざわめきは
熱を持たずに乾いたまま遠くへ響く
冬の朝は平等に残酷で
どんな生き物にも降り注ぐ
....