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刃を突き刺した手のひらから風が生まれていく
生まれたての風はまだ向かうべき場所を持たな
い風を生み落とした私の指先さえもすり抜けて
風たちは蒲公英の綿毛 ....
松任谷由実さんの作詞で、(海を見ていた午後)のなかに
(ソーダ水のなかを 貨物船が通る)
という詩の表現より奇なものがあって、
最初は理解できなかった。
しかしあまりにおかしいので ....
夕暮れ時に、私は、その駅に降り立った。
海に近いらしく、磯のにおいがする。駅前の目抜き通りは、さびれていて、シャッター商店街とはこのことか、と思う。閉まったシャッターには、落書きが目立つ。それで ....
明日は長男の誕生日だ
生きていれば十一歳だ
たぶん生きていると思うが
確かなことは言えない
離婚した妻が家族ごと夜逃げしたのは四年半程前のことだった
離婚するに当たって当時高二だった ....
星丘涙さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(4)
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日付
心の天涯孤独
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あおい満 ...
散文(批評 ...
2
17-11-8
事実は詩の表現より奇なり
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st
散文(批評 ...
2
17-10-24
夢描写、三度目
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MOJO
散文(批評 ...
1*
17-9-24
告白〇魂の穴
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ひだかた ...
散文(批評 ...
8
17-5-31