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風景が霞むほどの雨のあと
水たまりには青空が映る
梅雨明けも近い
空を見れば
もう次の雨雲が控えていて
ころころと変わる空模様
そんな空の下を
こどもたちが
笑いながら走ってい ....
太平洋が反射した灰青色の空から
雨は音も立てず降りてくる
寒冷紗のようにふわりと
海を見下ろす緑豊かな岬は
優しい雨に包まれ白く霞む
草を食んでいた岬馬の澄んだ瞳
雷光を映して光り
....
日々豊かに降り続く雨は
山の頂きから川を下って
大地を潤し
海へと流れ
やがて世界の端から
宇宙へと降りそそぐ
波に流されるまま
地球からこぼれ落ちた私
遠ざかっていくのは
距離 ....
あふれる想いは
言葉を見つけられないまま
ため息となって、夜空を漂い
暗い海へと吸い込まれていく
焦点の合わなくなった目には
沖合いの漁り火も星座も同じ
水平線の、さらにその向こう
....
まあるい命たちが
ぽんぽんぽんと
軽やかに跳ねるように駆ける
陽だまりのなかで
艶々とした瞳
揉み合って取っ組み合って
じたばたとひっくり返る
小さな手足を伸ばして
ころんと横 ....
夏井椋也さんのヒロセマコトさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨に濡れても
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ヒロセマ ...
自由詩
13*
24-6-29
海岸線の果てに
-
ヒロセマ ...
自由詩
10*
24-6-13
天空の果てを想う
-
ヒロセマ ...
自由詩
11*
24-5-26
海、夜気、無言
-
ヒロセマ ...
自由詩
12*
24-5-18
すこやかに
-
ヒロセマ ...
自由詩
12*
24-4-26
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