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卵鞘を尻にぶらさげて
わたくしは台所をうろうろしている
交尾した記憶はないので
卵鞘に包まれた卵は無精卵だとおもうのだが
卵鞘の内部からは
なにやら声がきこえるのであった

ああそういえ ....
部屋の鍵なら 捨てちまったわ
待てと言われて 持つような
そんな女に なりたくて
あなたに惚れた わけじゃない

 もうしおれたわ さつきの花は
 それでも香る さつきの風に
 心放つわ ....
駅のホームに
オクラがひとつ
おはなしは
あなたが考えて

(夜勤前に愛野駅にて)
月山一天さんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
卵鞘のゆめ- 佐々宝砂自由詩3*04-11-27
さよならさつき- 佐々宝砂自由詩304-11-22
おはなし- 佐々宝砂携帯写真+ ...2104-9-30

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