すべてのおすすめ
あなたから
教わったのは
こころの殺しかた
海に染み込んでいった夕陽は
逆さまの血のしずく
波にたゆたう血の油
何度も殺しました
あなたに気に入られようと
あなたに見つけてもらえ ....
歩き疲れてベッドに横になった
からだがスライムみたいに
ひらべったくのびて
平面と化していく
目も鼻も
どこにいったかわからない
耳だけはラジオの音をひろう
手も足もシーツの端から
ゆ ....
私が見ている光景と
あなたがたに見えている事件は違っている
ということを
驚きとともに思い知る事がたまにある
でもあなた方が一斉に
同じ景色を見ているのだと思うのは
たぶん私の錯覚で
....
黙して待つ
それだけのことが
辛い
私はここよと
叫びたくなる
目を閉じて
眠ってしまえば
逃げ場を亡くし
回り続ける
水の中に
ゆだねたのは
存在理由 ....
いつか消える
いつか消える
そのいつかが果てしなく
遠いと思われて
早く消えたい
と うたってみた
月日は流れ
そのいつかが
もうすぐそこにまで
迫っていると感じる時
....
その人は
一生の間に六匹の猫に出会うのだという
わたしが知っているのは
九回生まれ変わるという言い伝え
あなたに会いたくて
も一度生まれてきたんだろうか?
昔死んだしろちゃんに
....
幾億粒の{ルビ眼=まなこ}が煌めく
夜の底
磁気に繋がり
流れを描き
脆く途切れ
こぼれる様を
見ているようで
見ていない
視線の針が交差する
決して出会うことはなく
跳ね返る ....
こたきひろしさんのLucyさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の思い出
-
Lucy
自由詩
10+*
20-7-8
洗脳
-
Lucy
自由詩
12*
20-3-26
今宵強風が吹き始める
-
Lucy
自由詩
10+*
20-3-20
ハシビロコウの憂鬱
-
Lucy
自由詩
7*
20-1-7
いつか消える
-
Lucy
自由詩
7*
19-9-23
六番目の猫
-
Lucy
自由詩
22*
18-9-27
流星雨
-
Lucy
自由詩
24*
16-1-6
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する