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外付けの
鉄階段を
カンカンと
錆び付いた音
夕暮れの音
スカートのすそひるがえし走りさる君の背中がただ真っ白で

十七才忘れられない最強のあたし恋などバカにしていた

この胸のこの心刺すこのナイフ透明な血をドクドク流す詩

真っ黒なコ ....
さよならを告げた記憶はないけれど自転車はもう錆びついていた

お返事を書くか書かぬか迷ってるヤギはいくぶんヒツジに似てる

降り注ぐ光のすべてうけとめるここはあまりに硝子張りです

みなぞ ....
誰とでも出会えるわけでないこの世タンポポの綿毛風はどこから


石ころを何とはなしに蹴ってみる蹴られるがままのきみは星屑
風の日にしろつめくさを摘んで来て 雨の降るまで歌をきかせる トントンと コゲラのリズム 森の中 詩人も聞いた 妙なる調べ みたされて游ぐからだの陰を彫る 夕立に似た匂いの指先
七さんの短歌おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
外付けの鉄階段をカ- TAT短歌120-9-27
アオハル春雷- 秋葉竹短歌420-6-28
さよなら、自転車- そらの珊 ...短歌11*16-11-14
路傍二首_2016.10.19- もっぷ短歌416-10-19
風の日- はるな短歌116-6-6
コゲラ- st短歌2*16-6-3
夕立- はるな短歌215-6-30

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