すべてのおすすめ
旅行の思い出もそこそこに
レシートを 見返したりする時
そこで食べたりしたもののことを
目に 僕は思いうかべる
雲を捉えた大きな主翼と
下にあった 海
上にある雲
モニターの無 ....
僕は夜を
遠くを見ることによって感じる
そして静かに公園を歩く
僕ではない存在を思いながら
ベンチの方へと歩く
桜を 色として感じ取りながら
その一枚を 手にとって
もう一枚を 掴み ....
冷たい風が吹く午後
サイゼリアに行こうか迷っていた
線路を越えて今日は行く
そう いつも思ってはいたけれど
今日はうどんを僕は煮込んだ
外は白い雪が見えた気がした
だけど明日はサイ ....
川べりの道を歩きながら
ここにいることを確かめる
ここを僕は歩いているということを
そして車の音だけがしている
川べりの道を歩きながら
魚の跳ねる音がすると 僕は すぐに
そこを ....
誰もいない道
また 新しい年がはじまった私
だが 誰に会うわけでもなく また
私は そして 私は 歩いた
日の当たる路地 しかし
ネコが鳴いている 日の中で
私はまた冬の道を行く ....
誰もいない
私の目にできることはなにもない 人から
瞼を静かに閉ざされた しかし 私の
多くは 目の瞼を閉ざされることによって 開かれる
私は日が暮れて 多くは 私の中にある
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