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くらしは繰り返す。
あたかもしずくのように。
ぽた、
ぽた、
いのちは繰り返さない。
昨日のくらしのように。
あじさい柄の、
日傘が咲いています。
梅雨の間の、
晴れの日の、
左目が痛みます。
ちりも積もれば
塔となる
権力者の尊大な
塔よりも
名もなき者らの
小さな塔
寝人は知るのです
私の言葉によって
九の門をくぐれば
至る・涅槃へと
....
小さい滝が描かれている
六月のカレンダー…
誓いを契る人も
もういなくて
休日を探したり
することもなくて
生き残っています
36°4の世界で
サイダーあめより、
冷やっこいサイダーがほしいのです。
ふきだす汗のように、
瓶肌から冷たい清涼感が染み出す。
つつじの香りもたのしいです。
たれさがりが奇麗だね
魚竜の鰭の一夜干しかと思ったよ
春のおわりを
そしてそれは夏のはじまりを
予感させる
夜の漆黒の稲光
瞬間を狂喜する視覚野
レタスって
あの
苦味がすきなんです
雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです
かさを
ぐる ぐる
回してみました
ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ....
正月が終わるころ、
いつとなく思うことがある。
母の島へいってみたい、
そう思う。
オレさえ生まれてこなければ、
兄と両親は、
幾度となく島に、
かえれていただろう…
....