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あなたは
野の花のよう
風に吹かれて
揺れている
喜んでいる
微笑んでいる
自由なんですね
教えてください
そんな生き方を
わたしにも
教えてください
キラキラと輝く瞳
よどみ ....
ゆーらりと
死のただ中で生きている
明滅するたましい
骸骨が怯えている

カタカタと音を立て
ボルトが緩まり 腐食する身体
錆びついた心に映る闇と光

絶望か諦めか 
すべてを受け ....
大切なもの
それは人とのふれあい

わかちあい
たわいのないことで
わらいあう
それがいい

そばにいて
おちつける
それがいい
それだけでいい

交わりに生きること
それ ....
幼いころ、友達と一緒に
崖の上から見下ろす港に向かい
よく小石を投げて遊んでいた
何度も何度も石ころを投げた
そんなことを繰り返していたら
いつの間にか投げることが得意になった
父親がわた ....
何十年も生きてきて
大抵のことは経験してきた
良きにしろ
悪しきにしろ
これからも色々とあると思うが
なんとか乗り越えられる
大丈夫さ
ここまで生きてこれたのだから
だから心配はしてな ....
シルクの雨が
詩っている

やさしく語り
諭している

ほそい糸が
秋の景色と重なる

白い線ふりしきる
見上げるそら

やわらかい
まるで母の懐のよう

絹のように
 ....
生まれたばかりの朝に
人々の小さな営みの息づかい
まあたらしい魂の叫び

生まれたんだな
なにかが
よろこびも かなしみも
よちよち歩き

疲れきった夜までは
まだ時間があるようだ ....
原色が好きだ

亜熱帯のようで

故郷のようで

真夏のように明るく

子供のようにシンプル

楽園のようで

希望にあふれていて

好きだ

原色に染まりたい

 ....
工事現場の空を
トンボが
とんでいた



過ぎ行く夏に
思い出の詩たち

とまどい
惑った
言の葉のリボン

また来る夏のどこかで
ほどけばいい

それまで
しまっ ....
日々の暮らしの中で
言葉の海を泳ぐようになった

なにが良いのか
悪いのかわからぬまま
てきとうに
真剣に詩を紡いでいる

私という一人の男が
悩んだり
叫んだりして
右往左往し ....
海は悲しく吠え 蝉しぐれが煩くて
わたしは耳をふさいでいた

庭の向日葵がやけに明るく咲き誇り
空に入道雲が暴れていた

夏の日に祖父は逝ってしまった
水平線に舟をこぎ出すように旅立って ....
愛をもたない人形のように
冷淡で詰まらない男

観念世界の海を漂い
非現実をいきる

ぬくもりを抱きしめることもなく
暮れてゆく日々

ザクロのように割れた心から
赤い血が噴き出し ....
神の恵みを思い出しました

赤子が母の愛を

ただ受けるだけの存在の様に

私もからだ全体で

神の愛を受け止めます

喜びがあふれてきます

賛美があふれてきます

恵み ....
愛の掟とは 与えるとは
と裸の人間が宣う

悦楽のマリファナに酔いながら
夜の街をさまよい歩いても
孤独な亡霊達に笑われるだけ

太陽の中に蒔かれた矛盾という種は
滅びという果実を結ぶ ....
私は ただ此処にいるだけで充分です

そのような存在なのです

奪うことを放棄して

ただ時間を共有するだけ

それが私のできる精一杯の愛情表現なのです

私は ただ此処にいるだけ ....
夜の森が叫ぶ
ひび割れた木々の枝が揺れ動き
足下のつるに躓いて倒れた
赤い月が昇る
コウモリの群れが羽ばたき月光にてらされる
よろめきながら足を進めると
しだいに深い闇が私を呑み込んで行く ....
歳くった
いつの間にか
歳くった
浦島太郎の様に
玉手箱開けてしまった
いつの間にか
おじいさん
若いつもりが
おじいさん
下らぬことで
悩んでいたら
おじいさん
どうしたもん ....
夜が明ける

東の空を赤らめて

陽が昇る

誰も知らない一日が始まる

泣いたり 笑ったり 妬んだり 

喜んだり 怒ったり 微笑んだり

生きる 生活を営む

始まりの ....
私は悪い人間だ

悪党ではないが悪い人間だ

鼻つまみ者で

嫌われ者だ

悲しいが事実なのであろう・・・

生き辛い・・・
独りでいたいのです
休んでいたいのです
ゆっくり
のんびり
秋の黄昏のなか
孤独を身にまとい
一言も語らずに
ただただひっそりと暮らしたいのです
騒がしい世の中に背を向け
超高速の時 ....
まどろみのなか
昭和の夏を漂っていた
モノクロの日差しを浴び
切り取られたジブリ映画の中を
由美かおるが微笑んでいる
蝉しぐれが騒がしく
少年のランニングシャツの白がまぶしい

海で泳 ....
 いくらかんがえても

  わからんなあ

ひとりでさけでものもうかのう
さみしい さみしい 陽が暮れて行く

影を連れて歩いてゆく道 さみしくて こころぼそい

落日と人生の幕引きが重なる

もう昇ることない太陽 背後から近づいてくる死期の予感

儚き夢も ....
霧雨がひび割れた心を濡らす

      優しく 優しく 降り続く

   「もっと気楽に生きなよ 楽しみなよ」って

囁きかけられているようで

 堪えきれず 涙が溢れた
     ....
土曜の午後
甘ったるいコーヒーを飲みながら
考えている 

風は南風
明日は梅雨入りの様だ

蛙の鳴き声がうるさい季節に
少し戸惑って
答えを急いでいる私

薬指に指輪がない君は ....
淀んだ川底に怒りが積もる

弱った魂を鷲掴みにされ

拳すら握ることもなく

道に倒れる

皆に踏みつけられても

泣きながら笑うだけ

何時もそうである

見せかけの柔和 ....
荒れ狂う波にもまれ

心乱れ漂っている

海の底に沈み行く

酸素を吐き出し

泡と化して

沈み行く

静かな暗い海底で

心静かに眠る
私は来年の初夏の青空の下
この身体を保ち続けているだろうか
貴方と買い物をしたり 食事をしたり 
笑いあったり ふざけあったり

本当は野良猫も 飼い猫も 動物はみな嫌いなのだ
アレルギー ....
蚕の様に糸を巻き付け 

言の葉で 魂ごと包み込むのです  

見えないくらい細い繊細な言の葉

バリバリと命を食い尽くしながら

身を震わせ よじらせ 紡ぐのです

繭(まゆ)で ....
五月雨に濡れる青い花びら

リアル過ぎて醜く映る容姿を見つめ

溜息をつく

絶望にも似た成長の過程が始まる予感

旅立ちを前に翼傷め

永遠の春を彷徨い続ける定めの様だ

春 ....
ガトさんの星丘涙さんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
野の花- 星丘涙自由詩3*17-11-18
ゆーらりと- 星丘涙自由詩7*17-11-8
交わり- 星丘涙自由詩3*17-11-6
海に向かい小石を投げて遊んでいた- 星丘涙自由詩3*17-11-3
ここまで生きてきた- 星丘涙自由詩9*17-11-3
雨音- 星丘涙自由詩6*17-10-13
- 星丘涙自由詩16*17-10-8
原色- 星丘涙自由詩6*17-10-3
りぼん- 星丘涙自由詩4*17-8-17
詩作- 星丘涙自由詩11*17-8-9
向日葵- 星丘涙自由詩4*17-7-29
ザクロ- 星丘涙自由詩7*17-7-26
我が恵み汝に足れり- 星丘涙自由詩4*17-1-19
冬の花- 星丘涙自由詩8*16-12-30
此処にいるだけ- 星丘涙自由詩2*16-12-14
夜の森- 星丘涙自由詩2*16-12-10
平成の玉手箱- 星丘涙自由詩2+*16-11-28
陽が昇る(生きる)- 星丘涙自由詩6*16-11-23
悪い人間- 星丘涙自由詩2*16-11-23
教えてください(2016.秋)- 星丘涙自由詩2*16-10-14
昭和の夏- 星丘涙自由詩7*16-7-11
わからんなあ- 星丘涙自由詩1*16-7-6
落日- 星丘涙自由詩3*16-6-11
優しい雨- 星丘涙自由詩3*16-6-7
六月の雨- 星丘涙自由詩7*16-6-4
抑圧- 星丘涙自由詩2*16-6-1
サイレント- 星丘涙自由詩2*16-5-31
完璧な星空- 星丘涙自由詩3*16-5-27
絹の詩- 星丘涙自由詩1*16-5-22
老木に咲く青い花- 星丘涙自由詩3*16-5-19

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