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夏が騒がしすぎて
あんまりにもあんまりだから
黙ってもらいに
花火を消した
花火を消したら悲しんだ
ざまあみろと静寂の世界
目を閉ざして
耳をふさいで
見えないものは存在しないもの ....
部屋を星明りだけにして
本も読めないようなわずかな陰影
布団に横たわりじぃと身をこわばらせる
そこにはすべてがあった
すべての夢があった
しかし眠りだけない
ずーといつまでも
続く夜 ....
僕の靴墨に汚れた手を握らない
横顔ばかり見せて正面の微笑みを見せない
君
この齟齬は、僕の気持ちは
一方通行の迷路へ向かう
走り続けるジープを追いかける子供
チョコレートを欲しがり ....
遊び星
なんのための遊び星
空を飾る星々の
いらぬ光をもらってる
ゆらゆら軌道を変えてはまわる
空に模様を描いている
空に羽を描いている
空から落ちるたくさんの星屑