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{ルビ九十九=つづら}に折られた時の束ね
行きつ戻りつ
差し挟まれた幾つもの文から萌えて
息吹く面影がある
月が像を失い
奔放な青と黄が眼裏を揺らす夜に
散り積もった悲色の花びらから
....
独り 楽しむ と記し
独楽(コマ) と読む
独り楽しむためには
独りで己を支えなければならない
独りで支えるためには
日々 回り続けなければならない
そして回り続けるためには
己 ....
リンゴを木の枝にうまく乗せることができない
その人は寒空に部屋着のまま 油断したのだ
やっと乗せ終えたところを見計らって挨拶すれば
かじかんだ「コンニチワ」と鼻水少々 そそくさと家の ....
真昼のまま凍りついた
ひとつの情念
名づけようもない一編の詩を装い
光明な思想が引きずる裳裾の陰鬱
石仏のように摩耗して正体もなく
言葉は羽 風に舞い
人は水 流れ集まる低く低く色 ....
コトバスキーさんのただのみきやさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こぼれる
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ただのみ ...
自由詩
18*
15-3-11
独楽
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ただのみ ...
自由詩
18*
15-2-21
渡り鳥
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ただのみ ...
自由詩
15*
15-2-18
観測者の逸脱
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ただのみ ...
自由詩
17*
15-2-7
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