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心を傾けたくて
首をかしげてみたりする
垂直を保っていた中身が
静かにあなたの方へ移動して
夜になれば
いっそう傾けたおして
すみずみまでもが水平になる
殻という
分岐を越 ....
海は優しい
もちろん
それだけではないことを
たくさんの人が知っている
海は荒れ狂う
そんな日は
早々に寝てしまうだけ
海鳴りを子守唄にして
たどりついた
ふるさとの
今朝の海 ....
今、私は冬の終わりと春の始まりのうすごおりのような、境界面にいる。(、のだと自覚する)
今日は暖かくなると天気予報が告げている。自転車通学をしている娘の防寒ジャンパーが玄関に置き去りされている。 ....
とりどりの人がいる
顔、瞳、髪の色はもちろん
おそらくは心の中や
境遇までも
透明の涙が私を取り巻く重いものを流してくれる日もある
透明の涙が
さらに粘度を増して醜いゼリイになって ....
私が不治といわれる病気になった時
学校のことや
子供会のことなんか
代わって引き受けてくれたママ友に
「いろいろごめんね」と謝ったら
事情を知っている彼女は言った
「そんなこと、気にし ....
数え切れない
手に負えないくらいの
幾千枚の白いはなびらが
ほとんどいっせいに
枝という枝を離れて
舞い踊る
まるで蝶のように
儚げであるのだけれど
或る意志を持って ....
コトバスキーさんのそらの珊瑚さんおすすめリスト
(6)
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日付
流動体_【詩人サークル群青_二月のお題_「岐」への提出作品】
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そらの珊 ...
自由詩
14*
15-2-26
さいはて
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そらの珊 ...
自由詩
21+*
15-2-25
うすごおり
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
15-2-23
影
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そらの珊 ...
自由詩
15*
15-2-20
明日は我が身
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そらの珊 ...
自由詩
17*
15-2-16
墓所にて
-
そらの珊 ...
自由詩
23
15-2-13
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