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珈琲牛乳の色をした空には
夜と朝とが 文字通りに交じり合う
季節はそこに存在する唯一つの風景だ

一年、二年、三年、と
過ぎ去った時間の数を数えているのだが
両手だけでは足りない ....
一冊の絵本のような生涯
浮遊するひとかけらの海
あれは君なんだろうか

思想のない森と夜の魚
そんな絵本だとしたら

月がちょうど半分 あとは少しの湿度
そんな海だとしたな ....
北乃ゆきさんの黒田人柱さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
或る季節の死- 黒田人柱自由詩1107-4-6
手紙- 黒田人柱自由詩2005-8-22

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