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技術水準だけで言えば
既に私たちは働かなくても食べていける

次の水準になれば
労働という概念そのものが消える

私たちは生きるために必要な要素を
減らし続けてきた

寒くても死なな ....
早すぎた春の収容所
鉄格子が霧雨に濡れている
彼らの髪を切るのが
仕事だった
雨に濡れた砂浜にビニール袋を敷いて

途切れなく続く紫の波濤を眺めていると

運動場の端にある雲梯の下で出会った

一匹のコガネムシのことを思い出した

あの頃の私は手に取るように虫の ....
金子茶琳さんのmizunomadokaさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
star_and_light- mizunomadoka自由詩315-2-7
hopeless_nest- mizunomadoka自由詩415-2-6
コガネムシ- mizunomadoka自由詩915-1-18

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