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いつもある 気にもかけない 星ボシが もの思う夜は なぜかまたたく
濃く薄く 風にくるりと オリーブの 鳴子のごとく 光る雨粒
あの頃は 住処探して 山の端に 下れぬ夢路に 登るさそり座
子等眠るさとわの森にほの白い卯の花かおりホトトギス鳴く
ぬかるみのあかるみにふと気をとられ 忘れたことを忘れて傾ぐ
筆先に闇がぼそぼそ溜まっている 想いもないままはしるからだと
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見ている
藤の花に締め上げられてる杉の木が声も立てずに朽ちてゆく初夏
通学路の木の葉の影を覚えてるもう二度と通わない道
肌の色が日に日に焼けてく子供らが通りてく百日紅の下
「まあだだよ」探す気 ....
月明かり照らす銀雪瞬きて掬う我が手は熱に浮かされ
垣間見る竹垣のもと粗目雪日は過ぎ去れど募るばかりで
牡丹雪つもり唐傘かしげさす覗く君の手白にまぎれて
さようならかき消して ....
皿倉に 登る若葉の 春鹿の子 君なき里に ホトトギス鳴く
キャスターが告げるGWの始まりに壁の暦がもてあます明日
人様の都合を聞かぬこの星を苛めるために振りかざす鍬
白米に気色の悪い虫が湧く結局おんなじように生きてる
要するに食物連鎖のくく ....
生きたいと願う父が死んだとき死にたいと思う私が産声あげる
サヨウナラサヨウナラって粉になるでんぷんみたいに翔ばされる骨
肉体の元素記号を燃やしても軽くならない質量 タマシイ
立 ....
くたびれたくたびれたんだやわらかになりたいという気持ちがうかぶ
もっと手を抜いてもいいよ、うん、そうそう、そんな感じでいい、大丈夫
空をみて君の好きな色しているよ 忘れたくないきれいな ....
うらやまし
その日暮らしの
小鳥等は
かすむ春日を
歌って暮らす
故郷(ふるさと)の人無き駅にたたずめば霊(たま)あるごとく花の舞い散る
かぜ光る若葉の森に鮮やかに山の桜に鶯渡る
いく春の季(とき)急かせる花散らし 舞う花の中ひとり彷徨う
かすみ立つ里わの花に小鳥まう長き春日を声聞き暮らす
水ぬるむ彼岸の淡き水辺には笑(え)まいの匂う君の面影
春の日に照りゆく雪は暖かく春雨こいし紅き薔薇の芽
寝そびれて軒先に見る星空に震えるスバル西に傾く
秀の秋さんの短歌おすすめリスト
(20)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜空
-
星野つば ...
短歌
2
15-6-27
オーリーブの若葉
-
星野つば ...
短歌
3
15-6-19
バブルのころ
-
星野つば ...
短歌
1
15-6-17
初夏になりました
-
星野つば ...
短歌
5
15-5-23
あかるみ
-
はるな
短歌
2
15-5-14
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見て ...
-
北大路京 ...
短歌
4+
15-5-11
藤の花に
-
亜樹
短歌
4
15-5-8
ゆきのみぞしる
-
中原馨
短歌
2
15-5-4
季節は巡る
-
星野つば ...
短歌
1
15-5-3
GWの始まりに
-
亜樹
短歌
3
15-4-29
餞
-
為平 澪
短歌
5*
15-4-19
やわらかな花
-
ゆうと
短歌
2
15-4-19
解脱
-
星野つば ...
短歌
5
15-4-14
限界集落
-
星野つば ...
短歌
7
15-4-8
薫風
-
星野つば ...
短歌
1
15-4-6
花が散ります
-
星野つば ...
短歌
2
15-4-3
かすみ立つ里わの花に小鳥まう長き春日を声聞き暮らす
-
星野つば ...
短歌
2
15-3-29
お彼岸
-
星野つば ...
短歌
1
15-3-23
薔薇の芽
-
星野つば ...
短歌
1
15-3-17
春の夜空
-
星野つば ...
短歌
3
15-3-12