すべてのおすすめ
本当は教えたくない場所がある癒やしの風が吹き抜ける丘
二人して自転車に乗り海岸の側にあるカフェ目指して進む
心から溶けて無くなる不要なもの学び尽くした後の残骸
影が濃い真夏の色は全て ....
ぶらんこの夕べはいつもさみしくて百を数えておしまいとする
日陰にはどくだみの花みっしりとわたしは毒を愛しています
砂山に取り残されたスコップは誰かの置いた傘の中にて
夏になるほんの少 ....
乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋
ただ過ごすことだけできる動物の輪郭線をなぞってみても
嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで
きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい
気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い
ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき
てぶくろ ....
猫見知りする猫のこと草のことなどを束ねる点滅信号
ノスタルジアへの切符は枯草色、少女と猫にだけ売られる
めくるめくつなぎ目の芽よその先にそっぽむく猫のしっぽはシグナル
....
楽歌さんの短歌おすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夏
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夏川ゆう
短歌
2
15-8-25
公園だより
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そらの珊 ...
短歌
13*
15-6-10
乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋
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北大路京 ...
短歌
4
15-6-9
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阿ト理恵
短歌
1*
14-10-23
たまきはる
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阿ト理恵
短歌
3*
14-10-21
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
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そらの珊 ...
短歌
19*
14-10-11
猫と信号機
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阿ト理恵
短歌
4*
14-9-19