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秋の向こうに{ルビ欹=そばだ}てながら静かに燃える木の葉ほど
老いの門口 艶やかに {ルビ靡=なび}くことができようか

ひとによりけり だが

誰も自分が想うほど 美しくも醜くもなく
ま ....
苦行に明け暮れサラリーマンは電車の棚で蛹になった
無関心という制服に包まれたシュークリーム並の少年たちが
耳におしゃぶりを挿したまま喃語と一緒に痰を吐きまくるから
ユニクロを着た老人たちの血圧は ....
若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ....
 砂は いった

ぼくは 砂に
のまれた

 節の 娘

射し込んでは 突き刺さるだけの
眼球 に
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに 砂が紛れて いった

 ....
今日の良き日に
このクズはクズだ
健やかに太く律された足はクズの足だ
虚ろだとでも言わせたげな目はクズの目だ
限り無く白紙を埋めたこの手はクズの手だ
見られ想われ殴られ洗われたこの体はクズの ....
ジョン、ジョン、やめてくれ
来た、来た、来ないでくれ
ジョンの言い分はこうだ


眠い
眠りは疲れを癒すもので
休息を必要としないとなれば生はない
僕は生きているぞ!やったぁー!
 ....
楽歌さんの自由詩おすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとひとひら- ただのみ ...自由詩20*14-10-1
快速処方箋- ただのみ ...自由詩22+*14-9-27
さようなら若い日よ- 吉岡ペペ ...自由詩1314-9-22
砂は- 佐藤伊織自由詩214-9-9
備忘録- なけま、 ...自由詩214-7-21
喰い意地の張ったジョン- なけま、 ...自由詩5*14-5-25

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