すべてのおすすめ
  少年は貧しかった
  少年は淋しかった
  少年は孤独だった
  父も母もエイズだった
  少年に稼ぎはなかった
  食べるものも
  着るものもなかった
  少年に運命などとい ....
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ぱちぱちぱち

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ぱちぱちぱち

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ぱちぱチパチ ぱチパチパち

昨日初めて好きな子と飲んだ
キンニク りゅうりゅう
毛がまっし
ろォー



僕 ....
  リーマス200mg
  サイレース錠2m
  ハルシオン0,25mg(2錠)
  ベンザリン錠10mg
  センナリド錠
  ジプレキサ錠5mg
  麦門冬湯エキス顆粒no29(2 ....
 

  山茶花の花が散っていた
  女の子の生理のように紅かった
  生理が面倒だから子宮をとってしまいたい
  という娘もいるそうだ
  男の私にはよく分からないが
  月ごとの排卵 ....
狂ってしまうと、あなたを
愛する草、風、鉄橋が散らばる中で

わたしは何もない
なにもない
なにもない
ためらいも勇気も
恥も

釣りをしている人がいて。

何もないことをくぐる ....
  

  不漁の石は
  父が名づけた
  落款だ
  ぼくはいい名だと思った
  父が死んで
  30年以上がたつ

  ぼくは釣りはやらないが
  自分で書いた詩に
  い ....
  


  明石海峡を渡る
  猿
  群れをなして
  渦潮に巻かれ
  浮き沈みしながら
  潮に乗っている
  危ない猿も何匹もいる
  息絶え絶えだ
  本土から四国へ ....
そのこは 祖母や両親に褒められることが何よりも嬉しかった。
長女であったことがそうさせたのか、弟や妹のように自分の思いを上手に言葉で表現できないので、言葉の代わりに喜んでもらえることを一生懸命に考え ....
 


  なんだか街が懐かしい
  新宿歌舞伎町なんかいい
  歩くだけでどきどきする
  ヤクザな兄さんや
  キャバクラ
  ヘルス ソープ嬢
  覗き 傷害 立ちんぼう
  ....
パチンコ屋の隣のこの店はうどん屋のくせにそばの方がうまいことで有名だ
俺はすっからかんでのれんをくぐる
おやっさん月見ね。そばね。頼むよ
3分もしないうちに目の前にそばが置かれる
俺は今日すっ ....
  

   蛙が一匹


   津軽海峡越えていった



          2004・11・24
世の中はめんどくさい


いつも
10時25分で止まるデスクの時計

秒針の音だけさせて
働いているフリをする

秒針はただ働き
感情のない機械

どこかの会社みたい
現実は ....
  ももが美容院へ行ってきた

  ももは歯がかゆいのか
  ぼくをかむようになった
  かなりジャンプもできるのだ
  ももは美容院へいってきた
  かおのあたりがさっぱりして
  と ....
  


   機械が動きだしている
   工場ではもうみんな起きだして
   働きだしている
   生産ラインは整然としていて
   不純物はまぎれこまない
   工場は一部ロボット ....
ペンキのような青空だ
缶コーヒーを買うために
外へでた 気持ちがいい
部屋ではソウル・ミュージックを聞いている
日曜日の朝
どこへも出かける予定もなくて
気ままに窓から外を ....
ちんちん

小雨がぶるぶる

ちんちん

夜がしこしこ

ちんちん

電話がぴゅっ

ちんちん

コタツがぬるっ

ちんちん

涙が

ちんちん...
ちんち ....
  


  シダ類のしげみのなかに
  あなたは隠れている
  シダ類が好きなあなた
  世界に約一万種類もあるという
  シダ類しげみのなかにいて
  あなたはとても幸せそうだ
 ....
別に
怒っているわけじゃ
ないんですよ

いまは

ただ
あの鼻毛が赦せないんです

そりゃ
私にだって
鼻毛ぐらいありますよ

下から覗けば見えます
ふつうに

黒々 ....
   



  川中島の合戦で
  上杉謙信は
  無骨ものぞろいの陣内を見て
  外に出た
  陣内に戻ったとき
  彼が手にしていたのは
  一輪の花だった
   彼はやお ....
  



    誰かが誰かを思っている
    誰かが誰かを思っている
    という幻想を持って
    生きてる
    誰かはいつも誰かであって
    誰かが会いにや ....
  




   きょうはぼくの誕生日
   62歳になった 年齢はワープする
   きのうまで27歳 パリのカルチェラタンを歩いていたのに
   きょう ぼくのスニーカーは田舎道の ....
きのうタクシーのおっちゃんが
この世に寝る、働く、食うの他に何があるんだろうねぇ。
と言っていた。
歳を取るごとに
楽しみなんて
無くなってしまうのにねぇ
と。

 ....
まだ 眠い 朝

家の前に

赤ん坊が ひとり 欲しい

祝祭のように 泣き声をあげる

赤ん坊が ひとり 欲しい
  駅前にはエロ映画の宣伝ポスターが色あせていた


  河童ぶちには
  河童が流れ
  水草がゆれている
  東北新幹線を遠くはなれ
  河童ぶちには
  陽がさしている
  木 ....
おもいだす
ねえ、
きのう
何食べたっけ

わたしは吐きだしてそのまま、
そっくりおもいだす
小麦粉、パン粉、たまご、えび、

あんたさては、えびフライやな、って言うと
ピンポーン ....
 

   ミトコンドリアには
   ひとつのゆめがある
   八月の鯨、ではないけれど
   鯨を待って体内に潜り込み
   激しい呼吸の赤い酵素を
   たくさん送り込んでやることだ ....
片方の手のひとさし指に
目に見えない傷がついて
治っても治っても治らない日々にも
わたしは言葉を書きつづけている



くりかえす傷と傷のなかで
わたしは傷つけ傷ついてゆく
 ....
いくつもの雫が
髪の毛にぶらさがる
忘れてるのか 思い出せないのか
じれったい重み

麻薬のように
ピッシリと整えられたシーツは
刺激し続ける

ストッキングを脱いで

 ....
俺を押しこめようとするな 俺を狭くするな
俺は到着したばかりの華麗なオタクちゃんだ グルグルパンチだ
昨日より少し大人しい犬の頭を撫でているのだ
こら そこのお前 おれを押し込めようとするな ....
  



  朝の買い物は忙しい
  タバコが切れた 我慢しようと思ったが
  駄目だった バイクで行くことにした
  トレーナーではちょと寒い
  防水着を着てゆくことにした
  ....
初代ドリンク嬢さんの未詩・独白おすすめリスト(113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
禁じられた遊びのように- 天野茂典未詩・独白504-12-5
拍手_拍手- 不老産兄 ...未詩・独白504-12-5
ファイト- 天野茂典未詩・独白204-12-4
明烏- 天野茂典未詩・独白304-12-1
はじらい- 石川和広未詩・独白6*04-11-28
不漁の石- 天野茂典未詩・独白104-11-27
その時あなただったらどうする- 天野茂典未詩・独白304-11-26
そのこ- ひより未詩・独白9*04-11-26
ぼくは新宿歌舞伎町へゆきたくなった_- 天野茂典未詩・独白204-11-25
月見そば_雪割りうどん- 不老産兄 ...未詩・独白104-11-25
ファッションショー- 天野茂典未詩・独白104-11-24
いつも10時25分で止まるデスクの時計- 蒼木りん未詩・独白2*04-11-23
ももが美容院へ行ってきた- 天野茂典未詩・独白204-11-23
ダイヤモンド・ダーストを見る前に- 天野茂典未詩・独白404-11-22
ステンド・バイミー- 天野茂典未詩・独白104-11-21
ちんちん- 一番絞り未詩・独白504-11-21
シダ類の女- 天野茂典未詩・独白304-11-20
はなげなど- 蒼木りん未詩・独白7*04-11-17
手毬唄- 天野茂典未詩・独白104-11-17
月光仮面- 天野茂典未詩・独白504-11-15
LET_IT_BE- 天野茂典未詩・独白10*04-11-14
また、なんだか悲しくて書いてみた。- 月山一天未詩・独白7*04-11-14
赤ん坊- こむ未詩・独白404-11-13
遠野- 天野茂典未詩・独白204-11-12
えびフライ- みい未詩・独白10*04-11-12
体内水族館- 天野茂典未詩・独白304-11-11
ノート(傷粉)- 木立 悟未詩・独白304-11-10
- 湾鶴未詩・独白604-11-9
ななな氏への手紙- たもつ未詩・独白904-11-9
朝のお使い- 天野茂典未詩・独白104-11-9

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