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宵の口は足早に過ぎ
暗幕の街に窓のかたちの灯が燈る
風に揺れず
風に消えず
暗幕の街の灯が増える

眠りにつけば ひとつ ひとつ
灯は夜に吸われて
それでもいくつかは燈り続ける
暗幕 ....
さようなら 罫線の檻のなかで
疵になって庇う
今日の予報は雪だから
紙の片隅に 小さな文字を連ねて
誰かにとってかわるまで
あなたの日々の目印に
わたしは金の栞紐
凍月さんの舟月夜さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暗幕の街- 舟月夜自由詩314-12-13
罫線の檻- 舟月夜自由詩414-12-13

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