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片目は泪に流れ落ち
からだの何処かにたどり着き
そこから視界を送っては
震えの歩みを惑わせる


灯が眠る光を引きずるあとを
春は静かに追いかけてゆく
泥と雪と
鎖の ....
湖面の霧が
家を描いては壊している
幾度描いても
家のなかに人は居ない


鉄の羽と雪の羽
ついてくる影
角を曲がる影
曇を持ち上げるひとつの腕


光に消えては現 ....
夜を分ける汽車が来て
雨の端を轢いてゆく
描きかけの絵が
窓のそばで震える


水たまりの空が
雨を見つめる
現われては消える
影を見つめる


空のすべての鐘が鳴 ....
シズクにてさんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傾滴路- 木立 悟自由詩414-2-10
冬と蒼紋- 木立 悟自由詩514-2-6
冬へ_冬へ- 木立 悟自由詩314-1-31

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