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  ここ数日、
  缶詰という語がシャツにへばりついている
  剥がそうとしても洗い落とそうとしても出来ず
  雨の多い日々を缶詰という語とともに過ごしている
  あなたの住む町では梅 ....
  不確かな骨だけを残して
  夕暮れの時間は風に流されていった



  きみの膝の上に載せられた 白いパナマ帽
  それは何の前触れもなく ただそこにあった
  それはまるで ....
  春、ひとすじの川が
  豊かな緑に彩どられるころ
  薄い衣をまとっていくといい
  きみは女なのだから



  岸のむこう側では
  きれいなかたちをした石が
  見 ....
シズクにてさんの草野春心さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉と雨- 草野春心自由詩114-6-14
白いパナマ帽- 草野春心自由詩514-2-9
薄い衣- 草野春心自由詩8*14-2-5

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