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あおいで薄紅をたおれこんだあなたの
その首筋の白いことよ
はらり落ちる桜がまたあの日のようにつめたければいいのに

ほおにうでにゆびさきにべっとりとついた雨をあらい流して
春の香がよんで ....
茫漠
すぎてゆくなかでの空気との距離が春をかえ
目をほそめるかれさえも浮遊されていた



宵に浸かってゆく丘に、しずかにおちる(あなたと)星が、
ぼくはまぶたをあけても見えなく ....
ワールズエンド
ミニチュアみたいなおうちで
かくばった窓
ふぞろいの靴
あつぬりの白でしあわせの膜をはって


めざめたばかりの女の子は
チェックのスカートに
ちりばめられた星屑 ....
あなたの
瞳が
おくゆき
をもって着陸しようとしている

まっすぐ平行していた、している
黒線
左右のバランスがおかしい彼女は
しっかりとした楔を
そなえつけられていて
と ....
15歳になりたいゆびさきがおいかける
はやく、はやく、
流れだしたわたしの白さをつかまえてよ
すがりついた手の中に
しがらみだけが溜まって
あいしてると言えない
瞳を、
腕を、
唇 ....
水宮うみさんのマナさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春のような夜- マナ自由詩110-12-10
果てに- マナ自由詩410-6-16
白日- マナ自由詩7*09-11-6
ふかい- マナ自由詩5*09-9-26
消失する十四歳- マナ自由詩4*09-8-10

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