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世界に騙されていると思った
それくらい
電車を降りたら別世界のように 空は晴れていた
僕の家の庭には今頃
しんしんと真っ白な雪が積もっている

君が こんなふうに僕を騙しているならば いい ....
道端に蝉が落ちていた
仰向けで
僕はそれを踏み潰さないように
そっと身体を傾ける

カラカラカラ

少し錆びたチェーン
振り返ったら上手いこと蝉を避けていたから
このまま早く空に還っ ....
スーパーを出たら突然の青い雨
夕立が行き過ぎるまでと
僕は煙草をふかして
隣では君がまたあの話をしていて
少しだけ尾ひれが付いていた

泳ぎ出しそうだ

街中が青く青く染まって
話を ....
水宮うみさんの桜さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今ならば言えそうな事もあるのに- 自由詩505-12-5
夏の終わり- 自由詩205-9-6
青い街- 自由詩1605-9-1

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