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うまれた、てのぬけがら

まれにうまれたてだから

とりせつはやさしく
きみとぬすんだごがつのかぜのゼリーをクマがぽろんとおってしまったスプーンのたまでやわらかくすくったらす(く)われてしまいました、夏。 美学とは通りすがりの余韻です
うかんむり招くは窓に存在のひらかれたこころひとりふたり
日曜日尖った文字がほどけてくきみのあくびが伝染するの

もりのおくかくうのさかなレンアイのうみますたまご ....
まどみちおさんの訃報に泣いている場合じゃない!ので、。ちょっぴり、あわい思いでなんかをですね。恥ずかしながら書いてしまうことにしました。
たぶん1996年頃です。フォンレター送りました。まどさんへ。 ....
すでに女子じゃないから助詞会ひらき

へとからでよりのにとやらかなりだの

一、一、いきつくさき正の位置について

角ばった字裏のドブ川ながしましょ

あしもとにほしぼしのな ....
元旦
ぽかんと開けた口に

〈賀〉が入って わたしは   わたがし   になった   べたべた   甘すぎて   たまらん   と
〈誰〉が逃げだ   し
   わたがし  ....
  に売る寅年生まれのわたしアトリエ
まぶたにキスしたらあなた流れてゆきそうで
へばりついたことばの触覚しぼみ
たましいのサイズは変わらないのに
重さの変動はげしく
じたばたあたふ ....
ichirouさんの阿ト理恵さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うまれたてのぬけがら- 阿ト理恵自由詩12*14-8-5
ゼリー色の夏- 阿ト理恵自由詩11*14-7-27
通りすがりの俳句トキドキ短歌たち - 阿ト理恵散文(批評 ...10*14-3-4
どんなにわたしがまどさんをすきかかくことにしたぞう(泣笑)- 阿ト理恵散文(批評 ...15*14-3-1
それはそれとして、 - 阿ト理恵俳句5*14-1-30
我田引水- 阿ト理恵自由詩10*14-1-3
ウルトラ- 阿ト理恵自由詩7*13-9-19

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