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濡れそぼつ紫陽花を
傘の中から覗いたわたし

やがて
雨が上がれば
水滴さえも花にして
紫陽花は凛と
咲くのだろう

濡れることを厭うわたしは
濡れる役目を傘に負わせて
 ....
「詩なんか」書いてる場合じゃない。

「詩なんか」書いたところで何にもならない。

そういう思いが、いまの私に皆無かと問われたら、答はノー。
でも、一割、二割ほどの気持ちのノー。
その ....
かなしみは
凍てついたりしないから
いつまで経っても
わたしは
楽になれずに
ひどく体温をうばわれる


硬いものなら
落としてしまえば終わりにできる

手から放して
決別 ....
ドアを開けると
しらない私が待っている

無上の憩いを
約束するように
鏡の私が会釈する


窓の外には
なつかしい夜

あたたかな夜



単調に
指折り数え ....
ichirouさんの千波 一也さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紫陽花- 千波 一 ...自由詩1114-6-29
■長い付き合いになりそうだよ、詩と私- 千波 一 ...散文(批評 ...4+14-2-25
砕氷船- 千波 一 ...自由詩414-1-22
湯宿にて- 千波 一 ...自由詩214-1-8

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