すべてのおすすめ
私は尖っている

ある面はつるつるのまんまるなのに
いつも微笑んでいたい 
という願いが
そこにはある

ざらざらと大きくくぼんでいるところもある
このくぼみは
がっちり滑らないよう ....
まるではみ出した水彩画を上手くごまかそうとするみたいに
わたしはそっと何度も自分自身に修正を加える
涼しい風が吹き二階の部屋の窓からは青く広がる田んぼが見える
ベッドに寝転べば風の音とシャラシャ ....
わたしの夢はぜんぶ叶いました
そしてひとつも叶いませんでした
言葉にうまくできない気持ちを
君に伝えたい

たどたどしい言葉遣いで
一度だけ伝えたこのおもい

うまく君に伝わったかな?
うまく君に伝えられたかな?

言葉の力がほしい
人を傷つ ....
 立ち止まる午後
 見上げる空
 見下ろす街
 切り取った直線のシルエット
 時は規則正しく歩き
 赤で止り
 青で進む
 直線の上
 歪んで転がるもの
 わき目に時は行く

 ....
もし いま ここに私がいなかったとしたら

あなたはどうしているのかしら

あなたは

あなたはどうしているのかしら


私のいる部屋と

あなたと出会った世界とじゃあ

 ....
おはよう
で、今日も誰かが溶けていく
それでも、空を見上げることを止められなくて
いつの間にか、あちこち穴だらけになっている


使い古しの気持ちを手紙に残して
あなたもすっかりと溶けて ....
 人はいずれ帰るのだと思う
 生きゆく人々の群れを掻き分け
 愛しい人の下へ
 
 優しい指先を思い出して
 遠のく記憶は其の日のままに
 手を取り合ったその日に
 帰る

 きっと ....
走れ
まっすぐ走れ
前見て走れ
よそ見なんかしないで走れ
一生懸命走れ
全速力で走れ
空っぽになるくらい走れ
どこまでも走れ
何でもいいから走れ
とにかく走れ
ただ走れ

疲れ ....
降り続く雨に

けむる街角

傘の花が行き交う



仕事帰り家路を急ぐ人

誰かと待ち合わせに向かう人

浮ついたあしどりと

疲れたあしどり



それぞれ ....
もし私に
本当に
生きる意味があるのなら
それを私に
早く
教えてください。

すべてが手遅れになる前に

もし私に
本当に
担った役目があるのなら
それを私に
早く
教え ....
心は泉

穏やかなときは
湖畔のように
優雅になびいて

嬉しいときや
楽しいときは
泉の水は溢れ出て
他の人にも
しみわたってゆく

悲しいときや
苦しいときは
カラカラ ....
潮の流れをぬうように 群れなす背黒 秋のうお ひと竿

ふねより なにより 活きに優る二の 腕にきかせて ふた竿

秋 味を 竿に捕らえて 父 にんまり

笑み 食卓へ み竿の 飽き ....
もしもあなたが隣にいて

微笑むのなら

ずっとこうしていたいね

なんて言えるのにね

もしもあなたが隣にいて

叱ってくれるなら

ごめんねだって言えるのに


あな ....
駅前で
ギターで歌い続ける少年の
声を誰も覚えていない
ギターの音色が日付を越える頃
繰り返している月のかたちを
誰も答えられない
すっかり冷えきった自動車の
エンジンをそっとかける
 ....
未来は、まだ知らない世界。
私の未来もまだわからないよね。
どんなに愛した人でも明日いなくなってるかもしれない。
狩れど、死ぬとわかっていて、明日助かるかもしれない。
ねぇ、未来のことって何が ....
物陰で

ちりりんと鳴ってみる

誰か聞いてくれたかしら



もう

暑い夏は終わり

燃え上がる情熱も

少しずつ温度を下げ始める



秋の風が

か ....
私が見ているのは

しだいに枯れ木となってゆく貴方の

風に微かに揺れる枝の指先


上に 上に

よりも

天に 天にと手を伸ばして

貴方は何を摑み ....
紅の 木の葉を一枚 拾った

数分後

とぎれ とぎれの坂道の片端は 黄色に染まっていた

この先に かわらない夏の想い出を忍ばせて なんて

知ってか 知らずか
泣けるなら
泣いたほうがいいのです

いっそ
泣けたらいいのです
冷静に閉じたココロ
ふたたび泉が溢れるのなら

泣けるほうがいいのです
清らかな水が
こころを洗い流してくれるから ....
虹の下をくぐり抜けてしまったよ

いま
気がついたんだ
願い事が叶っていたことに

ありがとう
願い事が叶ったら
それでお終いじゃないんだね

だって
いまは虹の向こう側
色の ....
体中に嘘という名の服を着た
何枚も何枚も重ね着してた
1つの事をするたびに
1枚ずつ増えていく

名前を聞かれて1枚増える
年を聞かれて1枚増える

実際は裸なのに
心の中では何十枚 ....
僕は歩いている
がさっ がさっ と
何かを踏みつけて

それは土だろうか
(違う)
それは雪だろうか
(違う)

それは
夏の間輝き続け
力を失って
落ちていったもの

人 ....
歌なら確かに
この手にありました

声なら確かに
この手の中で踊っていました

音は何処かへ
曲は何処かへ

それでも赤い
赤い靴のように
止め処なく踊る声は

足をもぎ取っ ....
今すぐ会いたいんだよ
それだけでいいんだよ

下を向かないで
向かう先は怖くはないよ

つんとしないで
私がここにいるよ

雨上がりの道
葉っぱに残る雨粒に切なさを感じている

 ....
ひい
ふう


あっ というますらなく
胸先を染めた

それは落涙

あなたが零したもの
甘えたがりやの
夜空と

哀しがりやの
僕の間を

繋ぐように
踊る花火


笑いながら
歌いながら

きっと涙にも滲まない
その色たちが

特別なことなんて
何 ....
つい

自分に残された時間は

どれだけなのだろうと

考えることがある

十年先

一年先

明日

もしかしたら一分後かもしれない

だから私は

今したいこと ....
頭の中をぐるぐる巡り
溢れ出ようと押し寄せる

伝えきれない
伝わらない

きっと滑稽に見えただろう
きっと不思議に思っただろう

思い込みばかりが増えて
妄想ばかりが膨らんで
 ....
大切にしたいと思っているモノがある。
大切にしたいと思っている人がいる。
だけど、どんなにそう思ってもね、
すべては消えてしまうの。すべてはいつか壊れてしまうの。
大切にしたいと思うほど
  ....
ナガシーさんの自由詩おすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- ANN自由詩6+*06-2-16
静かな午後- チアーヌ自由詩705-7-8
七夕送り- チアーヌ自由詩2*05-7-7
君に伝わったらいいのにね。- 兎乃 し ...自由詩205-6-30
- yaka自由詩5*05-6-29
- 蝶番 灯自由詩205-6-16
水溶性の、誰かの- 霜天自由詩2905-3-29
晴れた空に一つ星- りぃ自由詩105-3-8
ワケ- 白峰=黒 ...自由詩2*04-10-13
「_傘をさして_」- 椎名自由詩3*04-10-13
願い- カレハ自由詩1*04-10-11
心の泉- クラウン自由詩504-10-11
それぞれの_秋- ひより自由詩8*04-10-10
もしもあなたが隣にいて- Wish自由詩3*04-10-10
暮れない夜、覚めない日- 霜天自由詩1004-10-9
一緒にいようよ。- 天使自由詩104-10-8
「_風鈴〜終わる季節に_」- 椎名自由詩1*04-10-2
幻の嘴- 蒼木りん自由詩3*04-10-2
それぞれの秋- ひより自由詩804-9-30
やさしい涙- たまご自由詩3*04-9-29
虹の下をくぐって- 蒼木りん自由詩3*04-9-11
ドレス- 海美自由詩104-9-11
形の果て- ほたる自由詩2*04-9-7
踊る歌声- りぃ自由詩104-9-3
恋をしている- Kana ...自由詩104-9-2
椿- 生田自由詩1*04-8-31
花火- 松本 涼自由詩4*04-8-30
時の回廊- 長月 猫自由詩204-8-30
ぴえろ- 谷川美嶺自由詩104-8-30
かえして。- 天使自由詩404-8-29

Home 次へ
1 2