すべてのおすすめ
今朝卸したばかりのお洒落なパンプス
爽やかな淡い色合いのパンプス
新人さんと間違えられたくない思いで
ヒールをちょっと高めにしてみた
でもつま先はさっきからストッキング越しに
どこか逃げ道を ....
パジャマでいいから出ておいでよ
濡れた髪を風で揺らしてさ

コンクリートの上 なのに宇宙に届く

ホントにキレイな綺麗事は
その名の通りキレイなことだ

星眼鏡覗いても 片目だけは渡せ ....
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
窓ガラスを伝う結露と同じくらいの速度で
ミルクが部屋中に響き渡っている
ミルクの連れてきた君が、囁く

大好きだよ

君の傍らで、始終うなだれている夏は、
さようなら、と駆け出そうとして ....
金魚もいないのに
君は金魚鉢を買ってきて
それから金魚の餌と
水道水の塩素を中和する
透き通った小さな薬品も
買ってきて

それでも結局金魚鉢の中を
金魚が泳ぐことはなかったのは
 ....
毎日は同じことの繰り返しのようでも
少しずつ違っているものだから


通勤電車の吊革をつかむ
君はまるで風に揺れる果実のように
その身を進行方向に傾けている

列車のドアが開くたび
 ....
毎日涙を流しても平気だと言うな








































叶うか ....
寒い冬に啜るラーメン
お腹いっぱいになって悩み事も棚上げ

白い息を吐くバス停
空を見上げたまま待つこともう10分

唸り声をあげる鉄の塊
プシューっと開くドアに身体が吸い込まれる

 ....
なっちに誰も突っ込んであげられなかった


肩叩いて


尻さわって

























モーニング娘。の ....
静かな
室内に
響き渡る
君の
甘い寝息

月光に
照らされ
妖艶に輝く
君の
細い首筋

触れる素肌に
微笑みを返す君
まるで――

息を呑む感想

白い羽が見 ....
三番線に十両編成の
パフェが到着した
中から降りてくる人たちはみな
クリームまみれ

母親に手を引かれた幼い男の子が
頭にフルーツをのっけて
昨日からだよね、昨日からだよね、と
 ....
雨の中を歩いていたら
彼女の降りたことのあるバス停を通るバスがきたから
思わずバスにに飛び乗った

学校が始発駅ではないから
手前の駅へと歩いていったんだ
乗り込んで重々しい空を見上げた
 ....
車を走らせると

道沿いに咲いているコスモスは

ピンクや白から 黄色に

流行りが変わったようで

黄色く咲いているコスモス


5月に咲く黄色い花の

かなしい思い出に重 ....
ゴンザレス、生まれてこの方メキシコ人
今朝も早くからメキシコ風のシチューを
食べる
ゴンザレスを見守るゴンザレスの兄
生まれてこの方メキシコ人の兄
港の町では遠い海で漁をする季節
 ....
今日は 暑かった

今日は 忙しかったと

なにげなく 言い合う

いつもの 二人の会話に

今日も かなしかった と

言うのは やはり

重すぎるので

二人とも

 ....
行ったきり帰って来ない父を待っている間に
僕は肩を壊してボールを握れなくなった
故障した肩は匂いや形が花に似ているみたいで
通りを歩いていると勘違いしたハチが集まってきて困る
その度にそよ ....
平気な生活ではあります

どこかで なにか

流れ落ちていますが

平穏無事ではあります


壊れたものは 壊れています

ごく あたりまえです


あたりまえの 平気な生 ....
こころは ならんでいたい

ゆったりと てをつないで

ならんでいたい


できれば たくさん

ならんでいたい

むりなら せめてふたつは

ならんでいたい


そと ....
天使が天界から落ちる理由、知ってますか?

天使って真っ白だからですよ

真っ白って無なんです

だから、黒が憧れなんです

0が白なら

100が黒だから

羨ましいんですよ ....
ビールをコップ三分の一くらい飲んで
ほろ酔い加減になったきみが急に
散歩に行く
と宣言し
最近越してきたばかりの
夕暮れの町並みに
とことこ歩き出すから
ボデイガード替わりのおれは
オ ....
ボクの心をずっと鎖で繋いでいて

寂しさで狂ってしまったこの心を

貴女の心を救う振りをして

貴女の心を黒で塗りつぶしてしまう前に

貴女の優しさを利用して

貴女を鎖で縛り付け ....
納豆をかき混ぜながらきみは
深夜まで見続けた同じ映像に目が釘付けで
醤油とって、と差し出す手に
マヨネーズを渡したとしても
きっと気づかないことでしょう

ときおり
あっ、とか
 ....
あなたが笑っていられた幸せな時間

あなたが立ち止まっていた無機質な時間

足して何年だっけ?

大丈夫

その時間があったから

今が存在してるんだよ

大丈夫

少しだ ....
さみしいなと思った途端に寂しくなくなった
それというのは自分でもわけがわからなくて
たとえていうなら水族館に行ったことが無いとか
煙草の火をつける方じゃない方に火をつけたとか
手帳に挟むペンが ....
おたがいの しかめっつらが

なんだか いきぐるしかったので

はなしかけてみました

すると

とてもすてきなえがおで

こたえてくれました

どんなことはなしたか

は ....
悪魔と取引を終えた朝に
許しを乞う俺がいるかのように
小雨降る元町商店街、仔犬が俺を見つめる
仔犬が俺を信じている
路地裏で初対面なのに何か俺の非道さを圧巻するぐらい俺のことを信じて黒目が ....
路地を曲がると猫が居て
草をむしゃむしゃ食べていた

振り返る事三度目に
猫は小鳥になっていた

小鳥は小さく跳ねながら
水溜りの水を飲み
そのまま水に落ちてった


そ ....
蝉は何て言っているのか?
やりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいって言ってる
路上とかの脇に植えてある木なんかの幹で、
あーもーまじやりたいやりたいやりたいやりたいやり ....
夕暮れ 公園 ブランコ

風に 揺れる 音

僕の 隣 揺れて

君の 笑顔 見惚れ

ただ 見詰め 2人

そして 流れる 時間。



奏でるは 恋の前奏協奏曲。

 ....
お母さんボクは東大にいきます
やりたいことがあるとか、ないとか
これからは好きなことを仕事にする時代なのだ、と
そんな黄色いハローワークで
幸せになれますか

お母さんボクは東大にいきます ....
macさんの自由詩おすすめリスト(109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Blue_Note(斜光線)- 恋月 ぴ ...自由詩27*06-5-23
星眼鏡- もる自由詩106-3-11
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩81*06-3-10
甘夏- 英水自由詩105-6-2
金魚鉢- たもつ自由詩1205-6-1
その角度で- ベンジャ ...自由詩9*05-6-1
毎日涙を流しても平気だと言うな- 馬野ミキ自由詩805-1-11
冬のある景色- 緋乃村燿 ...自由詩205-1-7
〜to_なっち_pain〜- 馬野ミキ自由詩15*04-12-13
言えはしないのだ- 緋乃村燿 ...自由詩5*04-11-4
- たもつ自由詩1604-9-29
「シアワセ」_を_思い出す- 緋乃村燿 ...自由詩1*04-9-28
コスモス- こむ自由詩104-9-27
- たもつ自由詩1304-9-26
会話- こむ自由詩3*04-9-26
降板- たもつ自由詩1204-9-24
平気- こむ自由詩104-9-24
こころ- こむ自由詩5*04-9-23
きっと- 緋乃村燿 ...自由詩3*04-9-21
オロオロなボデイガード- 草野大悟自由詩4*04-9-17
最後の人間らしさで……- 緋乃村燿 ...自由詩1*04-9-16
根拠のない永遠(その翌朝)- たもつ自由詩1404-9-15
羽根をもがれた天使へ。- 緋乃村燿 ...自由詩2*04-9-14
蚊をやっつけながら- 吉原 麻自由詩8*04-9-13
えがお- こむ自由詩104-9-12
「信じる」についての力とおとぎばなし- 馬野ミキ自由詩704-9-10
路地- 松本 涼自由詩8*04-9-9
やりたがっている奴らを牢屋にぶちこんでしまえ- 馬野ミキ自由詩1304-9-9
前奏協奏曲。- 緋乃村燿 ...自由詩304-9-9
お母さんボクは東大にいきます- umineko自由詩2504-9-5

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