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必ず差し込まれる朝
その尻尾にぶらさがって
鋭利な朝陽の先端をつぶして出来た
鈍器のような昼の陽射しの中に
何度もなぐられては
巻き戻されてしまって

石は女のなかに
いくつも ....
 開かれていない
 扉は
 開けることができる

 予感のうち
 大通りを歩き
 天秤は傾ぐ

 路地か聖性か
 重なる街

 歩行
 ときに白い肉
 指の腹
 青に砂
 ....
石を蹴ったら靴が脱げて

靴を拾いに行ったら国境を越えた

そんな風に僕はあいさつをして

君はバナナを一本僕にくれた

皮をむいて

あまりおなかは空いていなかったけど

バ ....
町を歩いて

うなだれて歩いて

なにかとても

ややこしいなにかが

こころをしぼませる

とてもあらがえないような

よくわからないものが

この夜の空の上に

その黒い膜のうえに

ひそんでいる ....
暑さ蒸し返し始めた

暑さ

黒いパーカの袖は汗に湿って

そして子供の頃にも一度感じたことのある憂鬱またやってきた

しずめつづけられる

意識の基礎がそれに塗りこめられて息がし ....
シスターさんさんの水町綜助さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
flower_adjustments- 水町綜助自由詩5*13-1-19
- 水町綜助自由詩6*10-9-2
家族- 水町綜助自由詩809-10-2
町を歩いて- 水町綜助携帯写真+ ...2*06-9-28
nayameruブタ- 水町綜助自由詩7*06-9-21

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