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姉は 目覚めて 自分が
見慣れたヒースの野原にはいないことを知った
姉の夫は彼女を顧みなかった
姉の夫は他の女と愛を誓った
姉の子供は流れ去った
姉はだから子どもたちと男たちを憎んだ
....
腰のものを赤く染めて鳥が鳴く。
うぶめ、と呼ばれる鳥である。
産の穢れに死んだ女は鳥となる。
ほう、と鳴くが聞こえるか。
生まぬとしても女は女と男は言う。
うぶめの悲しみを知らぬは幸福と ....
ドアを開けて灯りをつける
ベッドのうえで
かさり と
金属製の瞼がひらく気配
一本の髪もない頭部には
銀色の鱗が移植されている
人工の瞳孔は菫色で
肌は光沢のない燻銀
たとえば ....
ここまでの6章で、私は、ネット詩批評の周辺にある5つのもの―――交流・感想・紹介・添削・観賞について書いてきた。これら5つ以外に「解釈」「註釈」などがネット詩批評の周辺にあるが、私は「解釈」を重視して ....
いわぼっけさんの佐々宝砂さんおすすめリスト
(4)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
死せる姉のためのバラッド
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佐々宝砂
自由詩
2
03-9-17
私は石である。
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佐々宝砂
自由詩
24*
03-9-14
マスターベーション
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佐々宝砂
自由詩
5*
03-8-26
Cry_For_The_Moon_7「批評へ、あるいは_Le ...
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佐々宝砂
散文(批評 ...
16*
03-7-29
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