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半沢直樹というタイトルのドラマを
ようやく第4話まで見る
ていうか
詩人は見るの?見てる?ねえどおなのよ?(お姉調)
まあともかく

生きるってこんなに大変なんだよ
騙したり貶めたりお金 ....
ひんやりとした
季節になりました
誰かが

口にしなくても
もう
夏ではないのです

あなたに

やさしい気持ちで
メールを返し
そう
口にはしないけど

自然に終わって ....
違う私になりたいなんて
思ったことは一度もない

違う私になってしまえば
たとえば
眼もくらむほどの美貌とか
今より
たぶん7センチ
すらりとのびた背筋とか

だけど
あなたに出 ....
しあわせが
哀しみを連れてきた

さみしいでしょうと
私に聞いた

私は
しずかに微笑んで

そうでもないよ、と
教えてあげた


やさしさが
うそになる

抱きしめら ....
見えない敵と
戦うよりも

たった一人に
向かう心を

少しずつ
羽ばたきながら
空の広さを
私は思う

あげは
風の強い日は

少し低きを
私は飛ぼう

あげは
 ....
ソリティア
白は孤独
白は正しく
やがて 汚れる

自分を守れ

私は言いたい

逃げて
逃げて
ぶざまに
転んで

泥だらけ
スーツも何も
あったもんじゃ
ないん ....
シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ....
雪が降るね
私の中に
あなたの窓に
世界に

信じるのは簡単
みんな私を
通り抜けて
世界は

雪が
地表に舞い降りて
アスファルト
地下に抜ける

もう
キミは雪では ....
霧の中に
忍び込ませる

スプレイ
たいせつなもの

傷つけないように
そっとひかる


薬指
夜は遠く

行き来する
吐息のような

それでいて
濡れたような

 ....
真夜中に降る 
明るい雨

君のいのちを引き継ぐもの

真夜中に降る 
明るい雨

君が育む 小さな鼓動

帰れない
という
幸せがある

夜のとばりが
光に変わる

 ....
人は
何のために祈るのだろう

自分のため
家族のため
社会
世界
宇宙
それから

私たちは知っている
幸せは
すべての人にはこないこと

多分に
相対的であり
他人 ....
母の作る
遠足のお弁当
いつでもそこには
りんごのうさぎ

黄色い躯体に
赤い耳

役に立たない耳の端(は)を
世界に
ぴん、とそばだてて

ああ
君がい ....
追いかけない
ようにしている


飛行機雲の
確かな痕跡も
 
やがて
風にまぎれるように

あれほど確かめた
かすかな
鼓動も

もう
とど ....
旅先の朝
隣のテーブルは
幼子と祖母

みいちゃんは、
しんかんせんで、
あのね、あのね、

伝えたいことがあるのだ
オレンジジュースが
朝日にゆれる

私は
私のほんとうを ....
全部全部ネットの上にあるなんて思うのは大間違いだ
本当に伝えたいことはこんな画面の中にはないのだ
夕暮れの空の色がグラディエーションで変わっていく美しさを
言葉で表現することはどだい無理なのだ
 ....
要するに
しっぽ
なんだと思う

ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて

バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として

しっぽ
うっかり落 ....
今日は歓迎会だったので
先輩が顔のきくバーというところに行ってきました
古典的というかなんというか
カウンターとボックスと通信カラオケ
カラオケは得点制 まあ
それはいいんだけど
得点に応 ....
ばらばらでしょ?
顔も声も
ことばも胸も
こころも

仲良くなりたい
私がいて
出し抜きたい
自分がいる

愛を語る
私のそばで
いつでも
愛を疑って

そのうち
虎に ....
君の外周をぬける
君という
確信が欲しくて

虎がバターに
ブログがツイッターに
急げば急ぐほど
混然として

君の外周をぬける
なんて遠回り
うなじから耳元
腸骨から正中線
 ....
曲線
ゆるやかなR
なだらかなN

わたし
一番じゃなきゃいやなんです
一番で

愛が
ひとりに一つずつなら
夜が
不意に消費する

曲線
貴方のゆるみに
ゆびを添えて
 ....
雪だ
雪だ
窓いっぱいに
あふれるように
こなゆきは舞う

一心不乱だ
目的もなく
それが
私の恋だったのに

誰かのことばを気にしている
失う事実に揺らいでいる

雪だ
 ....
逃げるな
電車は来る
連れていく
時間通りに

決められた
その経路を
なぞるために
伸びる轍だ

逃げるな
明日はくる
世界に
嘘の雨が降る

私の呼吸は
それに従う ....
私は想う
あなたと出会う
その事実を
あなたの意味を

これから
私は失っていく
例えば友を
痛みを

そのとき
私が還れるために
北極点のすがしさで
あなたが

たとえ ....
プロポーズは
提案なのだ

コンフェス
告白でも
意を決した
まなざしでもない

明日
映画は何にする?
って

当たり前の
昨日と今日の
あわいに
そこに咲いている
 ....
安っぽいパフェのような
ありふれたクリームの
ことばなら
いらない

たとえば
リンゴ

歯ごたえと
その甘さ
いずれをも味わえる
絶妙のスライスを

私は
常に意識する
 ....
恋の終わりは
キリバナ
キリバナ
死んでいるのか
いないのか

ガラスコップの
一輪挿しが
あっけらかんと
咲くように

私は
あなたを失って
冷たい夏を咲いている

も ....
久しぶりに区民プールに行く。全然気づかなかったが、この街にはあちこちにプールがあるんだよね。そんなにニーズがあるんかしら。プール。

水泳にはあまりいい思い出はない。中学の授業ではおぼれかけた。高 ....
突然にドアが閉まり外は雨で晴れた嘘で
求めあってそれを拒みそれを受けて袖を噛んで
意味を探す世界中の老いたメディア無為な学者
帰る場所はやがて私原子核の雲のように

情熱は延焼する劣化しつつ ....
僕は
夕焼けになった
君を照らそう
君の頬を

遠くで
生きる君のこと
僕は
君を照らすことで

君の虹の
ほんの少しの
スペクト
そこにまぎれていこう

君の奏でる
 ....
孤独でない人間なんていない。
その事実だけが、私を安堵させる。

職場の上司が、手品を始めた。カード手品ってやつだ。時々、その成果を披露してもらう。だいたいは金曜日の飲み会である。飲み会自体が手 ....
鵜飼千代子さんのuminekoさんおすすめリスト(158)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
イプシロン・シンドローム- umineko自由詩13*13-9-2
寂寥- umineko自由詩14*13-9-2
東京恥ずかしい宣言- umineko自由詩18*13-5-14
等価- umineko自由詩7*13-4-27
あげは- umineko自由詩17*13-3-24
ソリティア- umineko自由詩9*13-2-23
シロツメクサ- umineko自由詩24*13-1-22
ゆきんこ- umineko自由詩15*12-12-9
エアロゾル- umineko自由詩9*12-10-23
生まれくる君へ- umineko自由詩10*12-10-23
負けるもんか- umineko自由詩14*12-10-14
りんごうさぎ- umineko自由詩28*12-10-8
パントマイム- umineko自由詩19*12-9-16
モダン・タイムス- umineko自由詩12*12-9-10
時間旅行- umineko自由詩13*11-9-24
まいでぃあ・しっぽ- umineko自由詩14*11-6-3
ラブあんピース、なんだよなあ- umineko自由詩9*11-4-23
ばらばら- umineko自由詩4*11-3-5
そとまわり- umineko自由詩6*11-1-27
貴方の中にある直線- umineko自由詩6*11-1-21
ゆきしるべ- umineko自由詩8*11-1-19
ホーム- umineko自由詩7*10-11-7
フラッグ- umineko自由詩6*10-9-30
プロポーズ- umineko自由詩5*10-9-7
フルーツバスケット- umineko自由詩4*10-9-7
キリバナ- umineko自由詩13*10-8-22
水のテーゼ- umineko自由詩5*10-8-3
螺旋流- umineko自由詩4*10-7-25
セブンス・コード- umineko自由詩5*10-7-6
Magic- umineko自由詩19*10-6-27

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