欲すれど求めず、
日々そこに泳ぐだけでも、
くねりぐにゃりぬめり
何かが水に反射して歪められていく

「愛している」
純粋な言葉のつもりが、
ぐにゃりと腰を曲げ、
臀部から足にかけて水 ....
小さな恐竜が噛みつきそうな顔で
こっちをじっと見ている。
つぶしてみろ、ガオー。
大きくはないけれど
小さくはないのは価値があるから。
その恐竜を倒せばお金がもらえる。
コツコツと1匹づつ ....
生み出せ、
使え、
補充しろ、
予備を備えろ。

どこからの声だろう、
聞こえるから動いてるが、
言いなりではない。
言いなりでは、
ない、
つもり、
なのだけど。


日 ....
人生は勉強の連続だと、
心の底からケーウラくんは思っていた。
学べば飯の種は得られるが、
学ばねば飯の種の「粒」さえ手に入らない、と
ラジオで語ったケーウラくんの肉声は
今もインターネットで ....
寒さは形なく人に触れ、
冷気を感じ身体は縮こまる。
木々は緑を取り外している。
唇から漏れるふんわりとした白は吐息。

生きにくい季節なのに、
たくさんの命が眠る季節だというのに。

 ....
思い浮かびませんか?
ほっぺが落ちそうにご馳走を頬張る顔。

食べてみてわかるご馳走
食べる予定で夢見るご馳走
食べながら味わうご馳走
もっと食べたくなるご馳走

その顔の理由はご馳走 ....
(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
わななく魚自由詩213/4/4 11:34
ぐるぐる労働自由詩413/4/3 13:42
この素晴らしき世界自由詩3*13/1/19 13:27
漫才師のケーウラくん。自由詩1*13/1/17 14:37
冬を歩く人自由詩513/1/16 14:38
ご馳走自由詩213/1/11 17:36

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