ぼくは すぎてって

きみは たってた

ぼくの ひとみ

きみの ひとみ

くらく にごる

しばたき まばたき



かぜが つよく

おとは なくて

とおく ....
雨が降ってるはずだ 君は言ってた

君はたしか 雨の日が好きだから




ここはこんなに広いけど 君は消えた

君はたしか 雨の日が好きだから




貝の中で生まれた  ....
あなたは殺したくなければ殺せと仰る 私に残された道は何なのか 罪を償って死ぬことなのだろうか 罪とは何なのか 全てを知ろうとすることなのか 私という胎児がメスの人間の腹にいて今ここにいる いったいそれ .... 杞憂?キユーだって?人に話す杞憂なんて無いね!!!エラ呼吸が出来ない巨大化した鮫!! もういないよ

ここには誰もいなくなったよ

頭蓋骨と頭皮の間にたくさんナメクジが這いずりまわってる

誰もいないよ

水をゆく白いオフェリヤはどこかへ行ったよ

スミレの花も も ....
三日前、鳥の死骸を拾った

損傷のないきれいな状態だったので、
部屋に持ち帰ってスケッチしようとしたんだけど、
思い直して庭みたいな場所に埋めたへ部屋に戻って、
やっと届いたメルツバウを聴き ....
神様が焼死した

綿埃みたいに死んでった

私の望むものは

あなたと生きることではなく

あなたを殺すことなのだ

この水道水は無個性

仮睡に帰ろう

仮睡に帰ろう
 ....
僕は今から体内を洗練する
温度を感じぬ裸足で外に出る
海に向かい血の付いた右手で空を切る
許しを得るために
残虐の対価として僕は
上記のように清らかに生きなければならない

 ....
アスファルトが隆起して
改竄された曖昧を破壊する
眠気と吐気に堪えながら僕は
ドグマチールを噛み潰した


張り巡らされた配線が内臓を嘗めている
コールタールを胃袋に流し込み  ....
勝手に生きればいい
しかし尊厳をけがしてはならない
人は苦しみ、苦しまれ、腐りゆき、絶望に涙する
(しかし人は悪魔という方向で落ち着いたようだ)
お前の呻き声は草むらの路上に悪魔の見下 ....
ケムシ日和な今日この頃
バラバラにもがき苦しめ廃棄物共
腐敗する野菜に湧く蛆虫!食す俺!
交尾の肉感の一切を排除し
神々のキャンプへと移行を開始するのだ!
日々精進、日々精進、日々 ....
さて、標準的な手術の外報と言うからにでして、米を食む虫の眼球位であるところに穿孔の当たる事尚ドッペルゲンガー的妄冪の手探りにて前頭葉の傷つきを留めよ。飽くまで回路の修理であり、物寂しい音々しじまの凱旋 .... 世界の手術が肉襦袢と変わり
窓からみえるほしぼしも駱駝
滄海沈みたまえと泣き叫ぼうとも
黒い蝋燭の戯画は踊る
神よ

いただきの如く傲慢なれと神を誘い
憂鬱な怠惰に首をなくした村
桑 ....
ああ

誰も意味の知らぬ

救われぬ葉々

誰もお前達を拾えず

眺めて長引く降雪に

それを見出したふりをする

それだけの事
月が綺麗ですね

と、めくらの蜘蛛は言った

その晩蜘蛛は
首の無い木々が出迎える小屋で
厭世的な予知夢を見た

翌日
音の無い花を食みながら
蜘蛛は言った

 ....
千変的自慰に諌められる事も無く
大概の明晰夢は外に放り出されてしまった
暗がりの草稿は不幸せな醸造をくれたのか?
神々の眠らない日を数えもせずに

胎動からやってくる邪魔が
私の千変的無情 ....
心を病んでいる状態という状態がこの世には存在する。
精神疾患であり、社会不適合者である俺の速度を殺す全てというものが人生であり、むしろそれ自体であるとも言える。
今、俺の隣に住んでいる少年は太陽で ....
ずきずき痛む頭痛の持ち主が牧場に出向いたんです。
そうすれば自分を含め何もかもがわかると思ったんです。
牧場はまるで資本主義です。「民主主義って言ってみろ、豚野郎。」
レペセンスト、ドラッ ....
夜中に自転車走らせて
吹雪く雪中、白い闇
雪が覗かれた黒い路面は
地獄へと繋がる穴なのです

顔や、手や、耳や、鼻などは
既に凍りついて動かぬ
脚ばかりが無機質に動く
白 ....
1、
緑色と茶色の紙で出来た折り紙を拾った
なるほどこれは自然の色だ、生い茂る草原だ
どこにでも有り触れている色であって
この折り紙を持っている事はどうしようもなく下らない

僕 ....
太陽は何も考えていない無機物なのと同じで
僕も遠い国で誰が死のうが何の変化もなく
何の影響もなく何も知らずに明日という日を過ごせる
楽しいかもしれないし悲しいかもしれないし
それはわか ....
僕は贋物なのでゲージュツカでもアーティストでもありません
キチガイでもなければジョーシキジンでもなく
ただのつまらない人間モドキです
しかもいつもババ掴むようになってる方の人間モドキです  ....
上辺をなぞるように表面的な毒が粉を吹いている
身辺を洗い流すように煌びやかな腺液が熱を持っている

いつでも暗い部屋で一人でいる
それが好きだと胸を張っては言えない
異曲の虫なのかど ....
絶対に言わない
自分が奇人だ とは言わない
そんな自分は嫌だ
自分に酔っている自分を見透かされるのは嫌だ

俺は変人でも奇人でもない
俺はダメな奴です
どうしようもなく だら ....
散布すべき薬物の所持2(24)
タイトル カテゴリ Point 日付
おしまい自由詩113/12/9 13:58
3号ちゃん自由詩113/12/6 10:12
全知無能自由詩113/10/4 19:54
杞憂自由詩013/9/20 6:49
オフェリヤ消失自由詩013/9/5 20:07
セントクレメント自由詩013/9/5 20:03
ウイルス自由詩013/9/5 19:57
物忌自由詩311/7/25 0:46
我が忘却自由詩011/7/25 0:44
何と愛の無い世界自由詩110/5/16 2:36
削除、殺せ、二階の墓場からの収穫(食い荒らす)自由詩1*10/5/10 0:20
チングレストミー自由詩1*10/5/5 2:08
首無し村自由詩0*10/5/4 3:01
現世林自由詩010/5/3 0:03
翌日自由詩4*10/4/29 1:01
我が微動自由詩010/2/15 14:01
自分の内臓を穿つ神話散文(批評 ...2*10/2/13 13:37
僕達のシンプルなホミサイド(を殺せ)、友好神話と、静かで整然 ...散文(批評 ...010/2/13 13:35
覚りの出勤自由詩010/2/5 15:46
短い虚無の話自由詩1*10/2/5 15:42
抜粋された独白自由詩010/2/5 15:38
陰惨な独白自由詩1*10/2/4 0:45
針土竜自由詩1*10/2/4 0:26
不可解な寂滅自由詩010/2/4 0:20

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