文字からまる
丸めて伸ばしてほうりなげて
もどってきて
すと ん
しゅわーっととけて
波打って
波うって 波波波な み
はっとする
それは時計と目が合う時
確認作 ....
言葉を飲むから痛む胸
吐き出すことで濁る空気
選べないから
黙ります
いっそこの指も
凍ればいいと
夜空見て想います
みえてるオモテの
裏はオモテ?
裏の裏の裏は…
考えたってわからないことを
ぐるぐるまわって朝がくる
ただしい を基準に並んだら
きっと私もはじかれる
あなたの大事に私がいな ....
クリスマスツリーの
てんぺんに光る金の星
いっこしかつかない
その場所はあこがれ
その他のちっちゃな星なら
あたしでもなれるかもしんない
だけどあの大きな
星にはなれない
だれ ....
人と人だからしんどい
どこか遠くをながめながら
君は私に言う
背中をみつめる私
人と人の私たち
一緒の空間に流れる
空気はどんな色かな
君にはみえてるの?
知りたくないことが
知りたいことで
半分ダケ知ってること
全部ってどっからどこまで?
始まりが知りたくてこわくて
終わりなんてもっとこわいよ
人ごとのソレはとっくに知ってても
だ ....
不安になると崩れてく
築いたはずの足元
年月なんてあてにならないね
枯れ葉は舞う
つかめばこなごなになる
知ってる枯れ葉の感触
だからこそ触れられない
それは優しさじゃない
す ....
夜になるとみえる星は
きれいだけど
さわれないの
だれのものでもなくて
だれのものにもならなくて
あたしがみたって
怒らなくて
相手にもしなくて
たったふたりきりみたいに
星とあたし ....
そうだといいな
と思うことは
いつもほんとうにはならないけど
そうだといいな
と思うことが
できたことが
ただうれしい
ウースターソース
おしいなおばあちゃんウスターや
つっこまれへんほど暗い家
おばあちゃんの歳まで生きたら
なんでも飲み込めるんかな
せきこんでるおばあちゃんみてると
なんやそう ....
支払う時は傲慢になり
うわっつらすくえば
まだ濁りきってない
醜いねなんて
よういうわ
さめた目で見つめてた
大人になった自分を
さめた目で見つめてる
憧れは
いつから過去になったん ....
理不尽だと思ったんだよ
枯れ葉に言った
そう と
はらりと枯れ葉はおちた
私はちっとも悪くないのに
枯れ葉にまたそう言った
そう と
枯れ葉はまたおちた
いっぱい いっ ....
心なんて
みえないものに苦しんで
穴あいたりふくらんだり
ほんとにしてるの?
心なんて
みえないものに期待して
傷ついたり癒されたり
いそがしいんだね
だれにもみえなくて
だ ....
今日は月が一番
綺麗にみえるんだってと
君がそう言う口元を
不思議な気持でみていた
月は月だよって
とても言いたかったけど
君の瞳がやけに
光ってたから飲み込んだ
秋の夜の
....
泣いてないよ
そう言いたかったけど言えなかった
声を出したら
嘘になりそうで
嘘は
嫌いなあなただから
なんにも言わない
言わないままふたりで
ずっとい ....
自分のでないポケットは
どんなものがはいってるんだろう
あの人の手がかくれてる
ポケットにはいってみたい
冬の間にポケットの中のあたしは
あなたと一緒に旅をする
あなたの見ている世界を ....
〜風ってそれそのものではない
なのにそれで間にあってしまう
どちらでもいいのかな
そんな空気なのかな
雨がふりそうでふらない
別に待ってないけど
ふるならふるでもいいな
受け入れる気 ....
小さな器に
どくどく淹れたら
あふれました
それでも どくどく
淹れたなら
器は大きくなりますか
上からの
目線 言葉 錘
重くて 重くて
それで育つもののひとつが
自 ....
夢をみる場所は
少し高い場所がいい
少し暗い時間がいい
空気が澄んでるところがいい
生まれ変わること
それが望みと思いそうな
景色を見つめて誓いたい
がんばるって
真っ ....
夜ってきっと縦長
昼間干された空は
くるくるまるめられてる
夜ってきっと縦長
仔馬のたてがみみたい
しなやかだけど強いの
朝に潔く譲る
人はピンポイントに照らされ
ひとりひ ....
生きることがヘタクソ
言い訳がヘタクソ
小学生でも もちょっと
うまく言えると思うで
歩くことがヘタクソ
よけることがヘタクソ
そんなにヨタヨタしてたら
おじいちゃんも抜かすで
....
なんでそんな言い方すんねん
そんな人がいる
何食べたらそうなんねん腹ん中みたろかな
そんな人がいる
かわいそうやな
そんな人がいる
あんたが虫やったら間違いなく殺してるで
そやけどヒ ....
チョコレートみたいに
わかりやすくとけられればいいのに
甘く優しく
少し苦笑いしながらも
あなたは拒みはしないだろう
手で折られても
欠片までもが惜しそうに救われて
嫌われないの ....
前をむきましょう
って
どこをみればいいですか
上にはいつも空がある
ぐるっとまわれば地になることも
知っているけど知ってはいない
顔をあげましょう
って
明日はどっちの方 ....
追いつけないからあきらめました
次の電車でも
同じとこ行くんだものね
償えないからあきらめました
あなたも私も
過ちだらけのヒトだものね
漂ってるみたいに流されて
自分も省みず
....
言葉の意味を知らないこどもは
オウム返しに使うという
切ない気持ちになったとき
切ない切ないと言い続ければ
あなたは手を添えてくれるだろうか
急ぎ足の大通り
向かう先はどこなのだろ ....
見えないものは 自分の心
つかんでも つかみきれない
知っている
年月だけで語るなと
胸の奥から私が言う
もう少し
もう少しで見えそうで
見えないから
知りたいからの旅の夜 ....
握りしめた手の中で
ならない鈴を想ってる
思い出せない音色なら
失くした方がいいと思う
行間の旅に飽きた頃
君のさよならがきこえたよ
秋風の音
カーテンで知る
さよなら ....
白と黒に
なる前の色だってあるはずなのに
認めない
認めたくない
そんな権利どこにあるっていうんだろう
確かに夜の暗い空
すきな場所で光ってる
星をうらやまし ....
今朝の風が運んできた
遠くの君のことのは
くすぐったくて
うれしくて
大事に大事に胸にしまう
どんなに苦しくっても
歩いてく
今の私のままで
君との思い出
いつか薄れてゆ ....
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