正門のうちっかわで
踏まれていない雪のグラウンド
光ってる
聖域みたいだね
汚い心だって
もってる子供のくに
ああ残酷だね
なのに守られてるよな門が
閉じられてるのが安心できて
なん ....
いい子じゃないから
サンタなんてこないと思ってた
期待しながら思ってた
案の定こなくても
当たり前だとおもうことにした
涙目でおもおうとした
裏切られるから裏切って
表の顔で笑った
....
母は私のものをみる癖があった
ハガキであれ手紙であれ
手帳であれそれは母が読んでいた
それなのに私はそのことになんら
警戒も注意もしなかった
今私がこうして
詩のような綴りを
だれで ....
雪さえも
贈り物に思えた頃
受け入れることが自然だった
いつからか逆らいできた傷を
かばって不自然になった
雪は真下に降らないで
舞うときもあるのに
ただ我が身を試す道具に思えて
人は ....
そんなに急いで
降らなくたって
隠したいものなんか
ないよ
ほんとに?
ほんとに?
雪はふる
急いで
急いで
斜めになった
私の目には
昨日があらわれていた
ページは真っ白なのに
あたしは自由じゃない
ぎゅって押しつけて
あたしの型をとって
転がっても転がってもなににも
ぶつからない面積が
自由と呼ぶならそれは
孤独の別名だね
赤ん ....
世の中がすきと嫌いの
ニ色だったら簡単だけど
その分あじけなくなるうすっぺらいね
大丈夫って言葉が軽くて
あたしの口がぱくぱくするの
君が言うはずだった言葉も
とんでいっちゃった
....
トゲは深くて
抜けそうにないから
指で えいやって
押し込んでしまうの
あたしの奥へ
はいったトゲは
いつか命の元になるんです
傷つけ
傷ついて
でも案外ヒトって平気なんです ....
無理に考えて
こたえをだすけど
それ大抵はマチガッテル
それはアッテル
無理にいそいで
もどろうとするけど
それいつでももう遅い
それもアッテル
悲しい時間は
すぐ思い出すの ....
しんだらいけないんではなくて
しぬのはこわい
しぬ前のぐだぐだした時間がこわい
しんでやるって思うときはキモチよくて
どうでもいいって口にだせば洗い流せる
君が苦しそうな顔をして
あた ....
赤い血が
流れているけど表面は
すまして隠してる
仲良しは
いつもふわふわで
だけど芯はどうなんだろね
疑うことは
幼いころから学んでる
応用してる
隠してる部分だけが
....
大嫌いのつぎは
やっぱ大嫌いで
けして大好きにならなくて
ドラマみたいに日が暮れて
寝ようが飲もうが笑おうが
君の大好きになれるわけじゃない
だからっていって
悪いやつにもなれない
臆 ....
みあげた月は
挑むように赤くて
大きいその存在は
私を押さえつける
平等なんてありはしないよ
空気よめない
私はからまわり からから
風もふく
あの月がだれかの瞳で
みは ....
テストです
あなたが生き残れるかどうか
今日も朝がきた
寒い朝だった
何度も経験している朝だった
静まりかえった
私の耳は
営みを探して
きょろきょろするのだった
目をつ ....
穴のあいたバケツみたい?
そんなバケツみたことない
ありもしないもの
あるように語る
雨がふったら痛くなる
この心の原因なんですか?
ありもしない
傷がぐずぐずいう
だれかが憎 ....
からっぽになりたいのに
わりときっちりはいってる
あたしの心ん中
整理整頓きらいなのに
夜空みて深呼吸
ごめんね
悪いもんはきだして
だれも文句言わないから
ぜんぶこぼしてしま ....
梅の木みたいに
花になっても
梅干しになっても
種になっても
あなたを楽しませられたなら
いいな って思う
古くふるくなっても
枯れてもだれかの目を心を
和ませられたらいいな ....
赤い月をみていた
赤い月が私をみていた
空は遠くなんかない
空は私のすぐ隣からある
君が だから
遠くたって
私のすぐ隣にいるのと
同じなんだよ
そう ....
雲がいそがしく動く
そのしたで昼寝をする
病院という場所の二階で
腹をさかれてるひとがいる
命うまれ
命きえて
雲がいそがしく動く間に
私が目をつぶる間に
今日という日も
二十四時間 ....
いいんだって
わざと言ってみる
それはよくないとき
言い聞かせるとき
なんで
なんで
逆にするの
いらないって
言うとき
ほしいとき
なんで
なんで
嘘いうの
顔にで ....
片方で
歩けないけど
片方しかなかったら
それで歩くのでしょう
再生するのは心で
何度でも生きてる限り
それを希望というのでしょう
あるものと
ないものは
同じもの
見 ....
大事にしたから大事にされるわけじゃない
大事にしてほしいから大事にする
同じことだけど
どっちも罪じゃないけど
大事にされたい人の
想いが救われるといいな
その中にあたしがいて ....
幸せは
手でみえる
幸せは
手できこえる
そんな世界にいる私
あなたに
あなたの世界があって
混ざってとけて
広がって
たくさん
ひとつの
まるい
それが
世 ....
言葉はいつもいじわるだ
なにもかも明らかにして
正しくもない検証をして
並んでるだけで
なにもしやしないくせに
それをかいたのが
だれかなんてどうでもよくて
言葉はただ
言葉のまま ....
こたつ みたいな
おでん みたいな
シチューだったり
ショートケーキだったり
甘かったり優しかったり
あったかかったり
あなたとの時間
大切
な思い出
人の決めごと
生まれ ....
知るもんか
雑草ふみつけて
ザクザク歩く
知るもんか
カラスの群れが騒いでる
知るもんか
すたれた小屋がないている
知るもんか
目に心にしみている
何 が
どれだけ
そんな考えなんて
このひとつぶの雨にも勝てやしない
自分の心の中は
広いのか狭いのか
答えは 狭い
ならなんで迷う?
ないものを探して
あなたからほし ....
優しい人かと問われたら
優しくないでしょう
それでも想いやることは
きっとできるでしょう
だれかがだれかの役にたつ
そんな幻想を
人は捨てることはできなくて
だからこそ
生きてるの ....
何色でもいい
空の色はみんなに
好かれているから
逆らいたい
だって私だけが
まちがってる
まちがってる
そうおもえるから
自分だけが
認めている自分
ねえどうして
がん ....
信じるって決めたから
そばにいるんじゃないよ
空気にすきも嫌いも
ないよただ風は風だよ
君もあたしも
ニンゲンって呼ばれてる
その責任が重いから
歩くのがこわいよ
足の下にある ....
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