頭のネジ六つ転がして明日がゲル状になるから温めてね

流血のリズムが鼓膜を舐めるのだからそれは燃えないの
昔ロックスターがそうした様に僕も天体を聞くんだよゆらゆらりソファの上で海水浴
体中に乳 ....
時計の針でトリップする娘瞼の裏は雨模様
白い小部屋で緩んでるけど静脈注射子熊のダンス

絞りきれずに溢すオレンジ絡めた指も伸び縮み
頭抱えてまた綱の上インクで滑る三秒の夢

虹も呆れてゆら ....
痙攣と猜疑心に抱かれた夜は一滴の琥珀に君を覗いて。
酩酊の底で視界を追うよ。渦すら干して破片を贈ろう。神を締め殺した指から銀輪が溢れて涙を拭いてくれると思っていた。

呼吸が苦痛で仕方が無いから ....
規定量を守れなかったから錠剤と踊る旅は終わった。木陰で話した事や星を見上げた事が過去へ辿り交わした時間もコーヒーに溶け残る砂糖に。

着床を待たず全ては砂と化す。真実は移ろう物だからこそ言葉に責任 ....
今となっては君が平穏を望んだのか判らないけれど下水に痛みを流すには全て充分だった。
性癖は胃液に混ざり光を吸って膨張を続ける。

後ろ向きのロマンティシズムに溺れて霞を抱くよ。永遠も半ばを過ぎ僕 ....
歪みきった感情を吐瀉物に浸して君にぶつけよう。
部屋の隅で膝を抱えて居られるだけの羞恥心さえ有れば充分かそれも直に麻痺する。

男と女を小説に喩えるなら低俗な短編集が幾つか著者はハッピーエンドが ....
欺瞞だろう。
罪は償うのか贖うのか誤魔化すのか忘れるのか。

僕が輪廻を否定するのは喩え生まれ変わろうと汚辱に塗れたこの世界は変わらないから。
目隠しは食い込んでいつか目玉を潰す。

望ん ....
地震で潰れたのはお菓子の家だって
1976年に何が暴かれてしまったのか
その皺の無い脳ミソで考えてみると良い
世界が終わる頃には思い出せるかも

三本足のカラスが好きだったのは
時代遅れの ....
届かぬと 知りて歌うも 痴れた事 取るに足らぬを 嘆けど虚し

罪と罰 好きの埋むるを 月もせず 頬の温けさ 指に残れり

綱渡る 道化持ちたる 傘ならば 雨の降る震 君の笑うか

君が為 ....
逃れんと 緩しを乞うに 兵の 踏み越ゆ骸 想うが如し

時として 矢刺しき人ぞ 道と化す 踊り疲れて 樹下に眠らん

標には 知らぬと刻め 墓の道 幾度契れど 糸も容易く

夢現 街灯のみ ....
氷吐(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
pGBQ!.@Egyaw自由詩008/1/2 23:44
奇数自由詩007/12/25 2:16
廻天自由詩307/12/19 23:09
不安定な下り坂自由詩207/12/19 22:44
緩慢な自殺自由詩107/12/19 22:21
永遠の終わりに寄せて自由詩207/12/17 4:13
しない善よりする偽善★自由詩007/10/26 3:17
Don't sulk, baby.自由詩107/10/26 3:12
道化ごっこ短歌007/10/26 2:19
雑歌短歌107/10/26 2:17

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