普通とは何か?を考えながら

会社のシャワー室で湯を浴びる。。

深夜零時以降

電話と呼び鈴が鳴るうつろいの中

自分の使命を振り返る。。

マンションの最上階

隔離された ....
夏の夕方

汗染みを作り

自転車を漕ぎながら

青梅街道の遠くを眺める・・・・。

(何をすべきか?何をしたいのか?)と言う想いは

広い車道と同じ様に

遠くの物を見えなく ....
白い画用紙に1つ

小さな遺体横たわる・・・・。

命があるように

呼吸をしているかのように

静かに・静かに・横たわる・・。

ひとのようで/けもののようで/むしのようで

 ....
ゆらゆらと

洗面器に貯めたぬるま湯

三日間

布団で眠る事が出来なかった髪の毛を洗う…。。

(普通が何なのか、解らない日々…。。)

ゆら・ゆら・ゆらり・ゆら・ゆらり…。
 ....
定価一万円の服を買った日

これはよそ行き様と決めて週に一度

着ることを安らぎとしている。。

○春は、リボンのカットソー

○夏は、麦わらのカンカン帽

○秋は、大判のストール ....
呟いた一言が

急行電車に巻き込まれ

ほんの一瞬

そこにいるのか/いたのかも知らぬままに

遠くへ・遠くへと

引きずられて行く…。。。

曲がり道のその先

塀と塀と ....
待ち時間の最中

エンジンを止めた車の中で

ほっともっとの豚汁をすする。

イルミネーションを取り外した三鷹駅の北口

暗闇を恐れる人々が

路線バス・タクシーに飛び乗り

 ....
死と向き合う時

見えるものは何かと

振り分けを考える。

『故郷へと向かう高速バスは、静寂のターミナルに停車をして寒い空気の中に降り立つ私の心は、都会の無機質に揉まれて麻痺をしてしまっ ....
レイアウト用紙の束を抱き締めた。


暑さが厳しい8月15日

数年前の挫折を思い返しながら

カット袋を抱えて行き先を告げる。

これから先の節々がが

まだまだ遠くから聞こえ ....
開いた唇から落ちるのは

無意識の反動で

顔を伏せた瞬間

「それでも良い。」

の一言が

(覚えのない傷を、増やしたのかも知れない。。)

…気が付いたのは、いつの頃か ....
夢を残し

寿命を終える魂は

天へと帰って行く。

葬儀場を見下ろす魂は

愛する者達の傍らに寄り添うと

ありがとうを繰り返す。
横を見れば

生涯を捧げたアニメーショ ....
「もうすぐ、死にます。」と言われたら

誰に何を伝えよう。。

お父さん・お母さんには
「ごめんなさい。」

兄弟・姉妹には
「よろしくお願いします。」

友人・恩師・知人には
 ....
甘辛いモモ肉の中に、パイナップルを見つけた。。

(お主、何者だ!)

オレンジ色に染まるパイナップルを見つめ、一人ぼっちのにらめっこが始まる。。

(お主、何者だ!)

昼休みの教室 ....
忘れ物を知りませんか?

白と黒の世界で、迷子になりました。

忘れ物を知りませんか?

声を出さずに、埋もれたまま

化石に成り果てました。。

忘れ物を知りませんか?
忘れ物 ....
言葉を貰うのは

贈り物よりも嬉しい。。。
「ありがとう。」の一言で

大事が大切に変わるから。。

「どういたしまして。。」
当たり前の事から

労りの瞬間が

また一つ生ま ....
泣いているのは、逃げる事を考えていた私。

掴みかけた物を取り上げられたからなのか…

潰されることが悔しいからなのか…

五感を封じて、傷を広げている。。

(ココニイルコト/ドウ ....
制作進行は、死なない。

事故車両の中から、無傷で生還したプロデューサーが、新人に一言。

「安全運転を、心掛けて。。」

制作進行は、死なない。

無言配布のスケジュール表には、昨日 ....
慣れてしまえば

平気だと思い込む。。。


当たり前だと

素通りにする。。

「どうするかは、心がけしだいだから。。」

人と人との中で

振り分けを覚えて行った。。
 ....
ボタン一つで、繋がりがあるのなら

いつまでも指を動かす。

ログイン画面で交わせるのなら

ログアウトを押さずに、待ち続ける。。

(ひとりぼっちは、死ぬほど苦しい。。。)

泣 ....
悲しいと思うなら/忘れてもいい…。


背を向けても/声を聞いてしまうから…。。

行かなくては・行かなくてはと

言ってはみても…。。。

足は/直ぐに/動かなくなる…。。

 ....
煙草をふかす、君の横に腰掛ける…。

雪の東京を見つめる最中

寄り添いたくて・寄り添いたくて

ケータイをいじりながら

横に腰掛ける…。

「寒いね…。」

「うん…。」 ....
手と・手を・繋ぐ。

目を・見て・笑い返す。

美味しいお酒と・美味しい料理を囲んで・談笑する…。

「共に、生きる喜び…。」

今・目の前にあなたがいる喜び…。。

決して・失う ....
青い原チャリの埃を払って

通学路を走ろう。。

何年か経つと

名前も思い出せなくなって

「誰だっけ?」と言ってしまうから

「そんな人も、いたな。。」と

思い出す程度に ....
幼い頃の、私に会いました。。

小さな町の・小さな学校の・小さな教室で

笑ったり/泣いたり/怒ったりしています。

「小さな・小さな世界から、繋がっているんだよ。」

と教えてあげた ....
「つけ麺、大盛り一つ。」

ズル・ズル・ズルズル…。
柚子胡椒・七味の刺激を浴びて

黒ブチ眼鏡の君の声を聞きたくなりながら

太麺をすする。。

(一緒に、太麺をすすりたい。。)
 ....
『ありがとう。』が飛び交う、広い浴室。。

「背中、流しますよー。」

くしゅくしゅと泡を立てて

労る様に背中を流せば

全身左麻痺のかずちゃんが呟く。

「お風呂に入ると、生き ....
風呂に入るという行動は

懺悔をするためなのだろうか?

それとも

生まれたての赤子のように

新しい1日を送るためなのだろうか?

アウトプットの刹那

狭いバスタブで湯に ....
ワイシャツに挟んだネクタイに視線を落として

パソコンに向かう背中を眺める。

穏やかな心は/切なさを交えて/水面下に姿を隠しながら

妬みと嫉妬を掻き立てる。。

(叶ウ物全テガ、 ....
「結婚するから。。」

笑顔で、おめでとうを言ったら大人です。。

(百万円の、札束の風呂敷包を脳天に落としてあげる。。)

目を、合わせたくないのなら


目を、伏せたままでいたい ....
「お願いします。。何卒よろしくお願いします。。」
(甘い夢を抱くなら、来ないでくれと叱られました。。)

○ひたすらにコピーを取って
○ひたすらに運転をして

外回りの約10分間

ほ ....
梓ゆい(388)
タイトル カテゴリ Point 日付
空白自由詩113/8/26 8:06
交差自由詩213/8/26 7:12
瞑想自由詩213/8/26 5:49
おバケ自由詩3*13/6/13 0:33
お嬢様自由詩313/6/11 23:08
結末自由詩113/6/11 22:31
丑三つ時自由詩213/3/13 22:30
自由詩113/3/13 20:02
二回目自由詩013/2/28 1:52
さようなら。。自由詩213/2/28 1:32
自由詩013/2/21 2:58
遺書自由詩113/2/21 2:36
格闘自由詩013/2/21 2:19
東京煩い自由詩113/2/13 2:36
懸け橋自由詩113/2/13 2:27
決意自由詩013/2/13 2:21
制作進行行進曲自由詩113/2/8 2:15
刷り込み自由詩213/2/7 0:26
自由詩113/2/5 0:42
呼び掛け自由詩013/2/4 2:22
こそこそ自由詩113/1/29 23:25
残されし者自由詩013/1/29 23:12
つばさ自由詩013/1/29 23:03
タイムスリップ自由詩113/1/24 3:51
おひとり様自由詩2*13/1/23 18:57
思い出話自由詩513/1/22 1:46
てるまえ??ろまえ???自由詩3*13/1/21 22:50
格差社会自由詩113/1/20 14:07
あーあ。。自由詩1*13/1/19 22:21
独り言自由詩6*13/1/19 21:15

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